実家に帰省して2週間以上もゴロゴロしていたのは、おそらく大学生の夏休み以来じゃないか。遠い昔だ。疎開生活も長くなったけど、その間どんな暮らしぶりだったのか、簡単に書いておこう。 

●ヘルスケア
(1)熱発 
もし自分が東京で不顕性感染していたとして、疎開中に実家の親に感染させてしまったら不味い。 
東京ではなるべく郊外に居て山手線内には滅多に入らなかったので大丈夫だろうと思えど、心配はあった。なので、疎開してから潜伏期間と言われる2週間は毎日の日課として熱を計ってみて、
何事もなく疑いは晴れた。

が、2週間を経過した後で、体が熱っぽくなり37.9℃の発熱! 時期が時期だけに焦った。悪寒も風邪らしい症状も味覚障害もなく、幸い1日で平熱に戻った。何だったのか、自粛ストレス性の熱発だったのかも。でも、2日間は家の中でもマスクを掛けて過ごし、努めて距離を取るようにしていた。 

(2)過食→食欲不振 
疎開した当初は食事もお菓子もガツガツ食べていた。で、運動不足で体重はなすがままに増えていった。

ただ、不思議な事にある時から食欲がなくなった。運動量の減少とカロリー過多、そのバランスの悪さを自分の胃袋も認めたのだろう。便通も悪くなってきた。自然と菓子を食べる頻度もdownしてきた。自粛が続くと気分も萎えてくるし、食欲もそれで自然と削がれていったのかも知れない。 

●その他のステイホーム
(3)ブログ書くのが大変 
まさかこんなに長いこと疎開するとは思っていなかったので、PCを東京に置きっぱなしにしていた。ブログを書こうにも手元にはスマホだけ。
でも、スマホで長文を打っていくのはかなり疲れる。あと、ちょっとEXCELやWordを使いたいな、って時にもストレスがあった。

で、15年以上前に購入した昔のPCを引っ張り出して、久々に起動してみた。でも、Windows XPやEXCEL2002ではUSBメモリにバックアップしておいたファイルは読めないし、ネット検索にも無理あり。なので、メモ帳で打ち込んでそれをメールでスマホに送る運用にしてみた。

今年になって隔日ペースで投稿を続けていたけど、この運用で何とか回り始め下書きも溜まってきたので、最近は毎日アップしている。

それと、私のスキルでは従来スマホでコピー&ペーストできなかった。LINEのノートも使い方を知らなかった。どちらも、疎開している間にマスターできたのが嬉しい。 

(4)料理 
朝の卵料理と夕方の一品は作るようにしていた。 
ただ、これまでは帰省してもレパートリーが尽きる前に東京に戻っていたので、自己満足で終わった記憶だけだった。でも2週間も続けていればレパートリーも出尽くすし、味のバラエティが足らないのも自覚した。なので市販のタレを使い回したり、だんだんやっつけ仕事になってきた。

他にも、大量のカレーで3日持たせたり、
鶏つみれを買ってきてその味噌汁だけで済ませたり、豚肉や野菜を茹でて皿に盛ってポン酢をつけて食べるのを「冷しゃぶ」と言い張ってみたり、手抜き料理が目立ってきた。

<冷しゃぶの具材>

因みに、偶に料理の写真を投稿するのは、いずれも実家で作ったもの。東京ではもう10年近くフライパンを握っていないなぁ。

(5)TV漬け
TVerで昔のドラマを見られるのでついそれを見てばかり。「ホタルノヒカリ」とか「ハケンの品格」、「JINー仁ー」等とにかく懐かしかった。ダラダラしないで有意義に過ごすのはなかなか難しい。

(6)海外旅行の土産を整理
過去に実家へ持ち帰った置物とか壁掛け等の土産物を旅のHPで紹介しているけど、それはとっ散らかった状態だった。なので、土産モノを漁って写真を撮って整理してみた。次は海外Tシャツの写真を集めてHPに載せようか。

詳細は旅のHPにて

(7)気持ちが荒んできたのでヤマ歩き 
自粛生活が続くと鬱々としてくる。なので、コロナは気になったけど、体力維持や暑熱順化も大事だと言い訳を作りながら少しずつ郊外に出掛けていた。
既に7〜8ケ所ほど登っており、詳細は別の投稿で書く予定。

(8)本を読む
こういう時期もある。幸いな事に駅前の本屋で目ぼしい本を見つけられた。その数日後に、本屋がテナントで入っている駅前ビルも図書館も閉鎖されてギリギリ危ない所だった。これも詳細は別途。

……
以下は日経土曜版の特集「在宅で見つめ直した日常」の抜粋だけど、コロナ自粛で人それぞれにいろいろな気付きがあったのでは。

<5/30日経土曜版より>