先ずは、森吉山の写真をあと少し紹介する。帰りのゴンドラで下を覗き込んでみると、ウサギのトレースが沢山あった。ちょうどクロスして飛び跳ねて行った跡もあった。2枚目の左上から右下に付いているトレースはダブっており、2匹のウサギが連れ立って跳ねていったように見える。

 

ゴンドラ山麓駅、ウサギのトレース(2)>





さて、有名な打当温泉・マタギの湯に一泊した。温泉は鉄分が多く茶褐色をしていた。最寄りの阿仁マタギ駅は本当に何もない無人駅だった。

 

<阿仁マタギ駅周辺(2)>



この旅館のすぐ外にマタギ小屋が展示されていた。神棚も備え付けられていた。薪ストーブもあったけど、秋~初冬にかけて山籠もりするにはいかにも寒いだろう。

 

<マタギ小屋(2)>

<ウサギを獲るのに投げる罠>



 

この旅館の敷地内にマタギ資料館がある。もしマタギに興味のある方は、スマホで音声案内が流れるので判り易い。この写真はウサギを獲るのに使っていた道具。ウサギがこの輪の中に嵌まってしまうと自力では脱出できないとか。かなり昔から使われていた道具だと言う。

 

<釣りキチ三平のイラスト(2)、打当温泉>






矢口高雄のマンガを読んだ事はないが、タイトルくらいは知っている。矢口氏はこの近在の出身らしい。宿の部屋には彼のイラストが飾られていたし、駅にも彼がデザインしたマタギのマスコットキャラクターの立て看板があった。