本日のテーマはブログやHPで「書く」事です。
(1)私の履歴書
会社を辞めて一息ついた所で履歴書を書いてみた。就職用ではない。日経新聞の朝刊の最終面でずっと連載している「私の履歴書」欄がある。毎月全30話でその人の半生を振り返る囲み記事だ。この連載で最も強いimpactがあったのは、戦時でラバウル島から奇跡的に生還した水木しげるの話だった。面白かったのはニトリ創業者の似鳥さん、橋田寿賀子やユニ・チャーム社長の稿も良かった。
頭の整理も兼ねて、パーッと書いてみた。全8章に分けてWordで計24ページくらいはあったんじゃないか。勿論、一介のサラリーマンの半生、素人の文章だから大したものではない。けど、書いてみるといろいろな人との出会いがあったな、と反芻した。それと、これからの自分はやっぱりこの続きの中にしかない、将来はあくまで現在の連続だよな、と思った。まあそこにあんまり拘泥してもいけないけど。
(2)Amebaブログは続けられそう
これはきっかけになる人と出会い、始めて見たもの。過去にブログを書いている人と全く接点がなかったので、最初は訝し気に見ていたかも。どこまで続けられるか微妙だったけど、これはもう意志ではなく習慣だな。1年続けてみると、自分が書けるテーマもハッキリしてきた。写真を貼って料理ネタを書く時もある。自分の頭の整理を目的にして、世の中や数学の事を書いてみる時もある。
ラグビーってマイナーだから市民権が欲しいと思って、W杯直前にAmebaに連載した記事も1990年代大学ラグビーの名場面を想い出しながら書いてみた。そうこんな内容を書き起こすpowerがあったのに驚いた。当時はFB今泉清の「戦争だ!」発言に痺れたなぁ。
【参考】サマリ版のリンク
https://ystaf.net/2019/10/03/【番外編】ラグビーw杯をもっと楽しもう%ef%bc%81/
(3)旅行のHP立上げ
HP立上げに関しても、きっかけとなる人との出会いがあったお陰。IT企業に勤めていてもHTMLやCSSを実際にcodingした経験が無かったので、最初のハードルが高かった。とにかく始めてみよう、ってアバウトな気持ちで半年くらいはスタックしていた。当初は外国人向けガイドのサイトにしたかったけど、それを作るには如何せん英語力が不足している。英語画面もいくつか作ったけど、最近は日本語メインにshiftしている。
ここ15~20年くらいPMやSEとして要件定義や基本設計のお仕事が多かった。しかも口先業務になると達成感は乏しかっただけに、形あるモノを造れる喜びって久々に味わった! それが何より嬉しかった。
<セッコク> ※2019.5実家
(4)第2のブログを始める
実は、今年になってひっそりと始めた。でも、方向性が定まらないので未だopenに書ける状態ではない。いずれ改めて。
(5)会話は書くモチベーション
他にも金融関係の事とか、雪山まとめ記事とか、友人とのtalkをきっかにして文章をまとめたものはいくつかある。いざ喋ってみても、自分の話が収拾付かなくなったり、ちょっと片寄っていたかな、と反省する事がある。そんな時に纏めの文章を書き起こしてみた。表やグラフを付けたものもあった。あっ、マリ共和国の旅行記も少し書いて、後は寝かせたままになっていた。
(6)成果物
この2年あれこれ本も読んだけど、読んでも忘れる。なので、何冊かは1年後に再読しているし、数学で訳が分からない所はそのまま頭の中で転がしている。そうすると何も成果が無いんじゃないか、と焦った。
SEをしている時に、顧客支援業務ってのを何回かやった事がある。これは、システム開発するのではなく、顧客サイドに立って支援するもの。悔しいけど立場上は(ドキュメントとして)具体的な成果を示す事ができない時期もある。そんな時に明後日の方向から矢が飛んできて「成果物を出して下さい!」とか怒られると困ったものだ。まとまった文章を1つ書き終えた時に、そんな忌まわしい過去を想い出して「これだよ!」と言い放ちたくなった。
それくらい書く事は継続できているかも。