シウジ高原最終日の7/10はSasso Platto山頂(2958m)を目指した。
<左:Sasso Lungo、右:Sasso Platto>
この日も快晴。ホテルの前で、前日に登った左右逆になった√ ̄(ルート記号)の形をしたSCHLERNの稜線をずっと目で追ってみると、改めて満足感が湧いてくる。
<√ ̄状に伸びる稜線>
前日と同様にパノラマリフトに乗って標高2000mへ上がる。そこからSALTORIAへ進む。
<ルート30の案内板>
途中、いかにもヨーロッパ風の案山子や木製品の土産物が道端に置いてあったり、日本ではお目に掛かれない景色の中、少しずつSasso Plattoに近づいていく。
<案山子>
<きのこのキーホルダー>
Saltoriaからリフトで2100m地点まで上がるとまた登りが始まる。2300mのPlattokofel Hutteで分岐あり。そこでどうやら道を間違えたため、いつまでも登りにならない。ずっとSasso Plattoを左手に見上げながらトラバースしていった。でも景色は最高。
<<2100~2300m地点>>
ただ、この日はBolzanoの街に戻らないといけないし、13:10にSANDRO小屋に辿り着いた所で已む無く引き返す事にした。
あと30分くらい余裕があれば、シウジ高原の裏側を通ってセラ峠(Passo Sella)まで往復できたんじゃないか。惜しいけど明日はBolzanoでドロミテ・バスツアーを頼んでいるので撤収を決めた。
<<SANDRO小屋>>
帰り道では野性的なアイベックス(ヤギ?)も発見。牛5頭もお互いに寄り添って良く判らない恰好をしていて、白人touristにウケていた。何をしていたのか?
<<アイベックス(ヤギ?)や牛>>
<ランチはいつもケーキだけ>
Plattokofel Hutteでトイレを借りようとしたのだが、間違えて女子トイレに入りそうになった。どこにもトイレマークが書いてなく、デカイ男の子の写真がドア一面に貼り付けてありそれが男子トイレだったのだ。後でよく見るともう一つの開けっ放しのドアには女の子の写真が貼ってあった。
<トイレ入口>
後は標高2300mから1690mのSALTORIAまで一気に下っていく。徐々に植物の背が高くなってくるし、途中で水場があったので一服できた。
<下り坂>
<SALTORIAからSasso LungoとSasso Plattoを仰ぐ>
これで4日も歩き倒したシウジ高原ともお別れだ。これだけ歩いても未踏破の場所があるし、Plattokofel Hutteから昨日のROSSZAHNSCHARTEまで岩場に稜線伝いにずっと道が付いていたので、そこを歩けなかったのが残念。
【2022.3訂正】ヤギなのかアイベックスなのか判らなくなったので補記しました。