東京にいるとそんなに緑を意識することはない。でも実家は5月、6月と帰省する度に緑が濃くなり、そして徐々にモコモコと緑が伸びてくるのが判る。ちょっと遠くに水を飛ばしたい時にホースの先を窪ませて鋭角的に放水するのだが、1ケ月前よりも緑の隙間がなくなって難しくなっていた。以下はいずれも5月中旬に撮ったもの。
吊りしのぶって不思議なもの。ずっと晴れて水分が無い時ってどうやって生き延びているのか。上手くあの球状の土や茎の中に水分を保っている仕組みを備えているのか。花が咲いているのは初めて見た。
<吊りしのぶに花>
<吊りしのぶの全景(別の角度から)>
ヤマだとシャクナゲって7月に咲いている印象があるけど、下界はこの時期なのか。会社を辞める前には、いくらヤマに登っていていても実家の庭の水やりは面倒だと感じていた。況してや下界の花の季節なんて知らない。
<シャクナゲはもう枯れ際>
でも、辞めてみるとそんな当たり前の事に今更ながらに気付くのも不思議だ。
<ヤツデの葉が大きい>
<この鉢のは名前を知らず>
6月には花も少し入れ替わってきたが、ドクダミの花は未だ咲いていた。と言うか、この花は東京でもよく見かける。毎年咲いていたのか、私が会社を辞めてから急に目立つようになった訳ではあるまいし、きっと昔から咲いていて、私が気付かなかっただけなのだろう。
<ドクダミ>
【2019.6.27追記】
吊りしのぶに咲いている花はセッコクでした。
不正確な記載で失礼しました。