50才を超えて初めてTOEIC試験を受けてみた。昨年、ある年長の方から「もし外国人と関わるような仕事するんなら一度受けてみるといい」とadviceを受けたためだ。
でも撃沈。ちょっと勉強してみてヤバイなってのは薄々判っていたけど、本当にダメだった。
Hearingで100問あったけど殆ど聞き取れないし、一度焦ると次の問題も真白になってしまう。もう一回流して! って思うのだがそんな事してくれる訳もない。だいたい年2回ペースで海外旅行しているけどヒアリングの失敗には事欠かない。昨年夏のスイス旅行でも、Hungryとハンガリーを聞き間違える失態があった。以下リンクを参照。まあそのまんまの結果だったなあ。
https://ameblo.jp/cx0293/entry-12423220565.html
この2週間くらい、耳で聞いて日本語に翻訳しないで、そのまま英語で聞いた順番に意味を理解できるものかやってみたけど、無理。とても喋るspeedで理解するなんてできない。英語の音が耳の傍を通り過ぎていくだけで、意味なんて捉えられなかったなあ。
でも、Readingならカンでなんとかなるでしょ、と慢心していた。そんな甘い現実もなかった。四択だし大丈夫と高を括っていたが、問題文を最後まで読む時間も与えられず、最後の1/3くらいはマークシートの「B」欄を全部黒塗りして提出してきた。
TOEIC試験で落ちこぼれても航空券だけ手配してどこでも普通に海外旅行に出掛けているし、数々のhappeningも乗り越えてきた。
モロッコで全然違う空港で降ろされてもどうにか翌日カサブランカに戻って来られた。マリだって入国して最初っからヤミ両替しか術がなくて裏通りで黒人に取り囲まれてドキドキした。ブラジルだってお互いに英語が判らなくてお手上げで、もう顔を見合わせて笑うしかなかった場面でもどうにか凌いできた。
だからTOEICなんて関係ないでしょ、と強がってみる。でも、正直な所いたたまれなくなって、ついつい明るいうちからビールを煽ってしまった。