志賀高原を出た後、急行バスで長野駅に戻った。そこから知人に会うために新潟に行きたかった。だがこの2都市間は遠いようでやっぱり遠い。いつもの行動patternだけど毎度困るのだ。ルートとして既知なのは以下の5つ。
A:昔の信越本線、今だと第三セクタで直江津まで出て北陸本線? で北上
B:昔の信越本線、今だと第三セクタで直江津まで出て、北越急行で越後湯沢に出てから上越新幹線に乗る
C:上越妙高まで新幹線を使って、特急しらゆきに乗り継ぐ
D:飯山線で越後川口まで出て、上越線で北上
E:高崎まで戻って上越新幹線に乗る
このうちA~DはJRに乗車済。Eはcost高なのでtryしていない。新幹線2本乗るだけでなく、高崎駅で上りの新幹線から下りの新幹線へ乗り継ぎ事になるのでJR運賃の割引もない(こんな細かい規則はつい最近”JRの神”から教わったものだ)。それ以外のルートでいずれも困るのが本数の少なさと、4時間程度かかってしまう事だった。
で今回は、つい先日まで短期間だけど旅行業者の事務所にお世話になっていた事もあって、別ルートを探ってみようと考えたのだ。そう、高速バス利用だ。ネットでググると3ルートも見つかった。もしもっと快適なルートがあれば教えて欲しいです!
因みに、夏であっても千曲川/信濃川をkayakで下るのはダメだと、kayakのガイドさんから聞いている。途中にダムが2つある為だ。
F.長野→新潟直行バス
G.直江津まで出て、バスで新潟へ
H.その手前の高田まで出て、バスで新潟へ
Fは信越県境を越えるせいか本数が少ない。やっぱり新潟県内の移動になるとバスが頻繁に運行されていた。鉄道駅がなんとも郷愁を誘う直江津も再訪したかった。でも直江津発の高速バスも高田に途中停車すると判ったので、えちごトキめき鉄道の高田駅で降りてみる。元々JRの駅だったのに新幹線開通の煽りを受けたのは長野県の小諸駅と同じじゃないか。全く人の気配がしない。なのに、観光案内所のオジサンは「新潟市の古町も同じだよ。折角行くなら古町を賑わせてやって」と言う。
高田から新潟までバスで2時間14分。3月と言うのに雪は全くない。やや日本海に近い道を走るので、偶に青く穏やかな海が見えた。PASMOが使えた。なんと驚いた事に料金2000円がICカード利用だと15%_discountで1700円になる。こんなの都心部では聞いたことないけど、ありがたい。遠州鉄道・ナイスパスの1割増しchargeよりお得だ。
新潟は一年振り。長野や山形の帰途など10回くらいはこの街に来ている。知人とツルンとした喉越しのへぎそばを食べて、その日の内に東京に戻った。
<小島屋のへぎそば>