クォータのKIRALのブレーキはキャリパーブレーキです。
併有しているシクロ号はディスクブレーキ。MTBのVITUS SOMMETに至っては前後200mmディスクに対向4ピストンキャリパー!
乗り換えた際にどうしてもクォータのブレーキの貧弱さが気になってしまいます。ヒルクライムは好きですがその後の下りが止まらない…。
今使っているブレーキはBR-R6800 (BR-R8100とR8000は性能的な違いは無いと聞くので)一世代前のアルテグラです。
通常厚みのシューでは26mmまでしか対応しておらず、トーケンのホイールがワイドリムなのでホイールに付属していたブレーキシューをつける際にそのままではキャリパーが開き過ぎて使えずフライス盤でシューを1mmずつ削って取り付けたことがあります。
新品シューのフライス加工(謎)
制動力の調整であればシュー交換がお手軽ですが、せっかく買った新品シューをわざわざ1mmも削って取り付けなんざ勿体無さ過ぎです。そもそも1mmも磨耗したシューが本来の性能を発揮してるとは思えませんし…。
と、いうことでキャリパーブレーキの効きにおいて評判の良いBR-R9100 デュラエースキャリパーを投入します!
いっときヤフオクを漁ってましたが前後セットで中古でも2万超え。未使用品だと3万近く。ちょw
ポイントなどを考えるとヤフーショッピングだと数千円プラスで新品。なので今回新品購入。ブレーキです、安全のためと自分に言い聞かせますw
さすがデュラ、化粧箱の高級感がすげぇ!
サクッと取り替え。
ちょっと違いを観察してみます。
クイックリリースはどちらも閉です。レバー角度が使い慣れないと違和感です。
ワイドリムに対応しているためデュラの方が僅かに横長感がありますね。
横見はデュラの方が肉厚でマッシブです、剛性感がありますね。
底から見ると6800アルテの方がガッツリ肉厚に見えますが構造は一緒で中央のアームが通る箇所は下から見えないところで抉られています。
それでいて僅かですが軽くなります。さすがデュラ!
せっかくピカピカの新品なのでクルマの洗車でお気に入りのKURE LOOXでコーティング。
霧吹きでキャリパーを湿らせてLOOXをシュッと一吹きして絞ったマイクロファイバークロスで拭きあげます。
どうです?黒の深みが増しました?
交換完了。
キャリパーの色がアルテのグレーから黒になったので見た目が締まりました。
キャリパーの性能の違いを純粋に比べるためブレーキシューはそのまま移植。
後日1000mヒルクライムからのダウンヒルを試しましたがより軽いタッチで効くようになってます。剛性感というのかブレーキング時の手応えがよりカッチリしました、あわせて僅かな引きでの速度調整がしやすく、コントロール性が上がっています。
わずかに ですが。
まあ私は感覚が鈍いので。
後日、ブレーキシューをSwissStopのブラックプリンスへ交換。
高級品です…。
安全のためと自分に(ry
もちろん削ったりせずに取り付け可w
ブレーキシューがどれだけ水平にリムに当たるかどうかと、いかに左右のシューが同時にリムに接触するかには鬼のように拘ります。
交換後、制動力はさらにアップしました。
ブレーキタッチというかフィーリングというか少しシューが柔らかい気がします。耐摩耗性はどうかな?
今回KUOTAのブレーキは大幅にグレードアップしました!
まあそれでも制動力もコントロール性もSLXキャリパー(BR-M7100 4000円くらい)のディスクブレーキのシクロ号の足元にも及ばないんですけどね。