大分県佐伯市で開催された「SAIKI MTB CUP 2021」に行ってきました。

 

 

佐伯市の道の駅宇目にマウンテンバイクコースが開設されたらしく、そのテストレースイベントとのこと。120分の耐久レースでテストレースのため無料ですが定員があり、先着?抽選? キッズクラスのレースもあったため子供達と3人でとりあえずエントリーしてみたら無事に参加のお知らせが届きました。

 

隣県と思って気にしてなかったんですが、エントリー終わってから調べてみたら開催場所まで自宅から片道3時間でしたw イベント系としては遅めの受付9:30からだったため朝6時出発です。助かったw

 

無事に受付開始時間前に到着

 

背景の土手に見える上り坂はコースの一部です。バイクをおろして着替えたら子供達と一緒に受付を済ませました。長旅の後で早く乗りたくてうずうずしていたらしく次男はスタンドにかけたバイクにまたがってすでに漕ぎはじめていましたwアップか?w

 

受付後、本コースもキッズコースもコースオープンしておりそれぞれ試走開始だったんですが私は1周でやめました、このコース過酷w この後2時間走るしw

 

青線がキッズコース

 

そしてキッズの試走も同時にコースオープンだったんですが駐車場のアスファルト区間を大人と共用した後分岐、ちょっとダートに入ったあと逆走気味に大人コースと交差して(!)再び大人コースへ合流(!) いや、流石にこれはちょっと危険すぎて嫁さん一人じゃ見きれない。

 

結局子供達の試走はダート区間を端折って合流に嫁が待機してアスファルト区間だけの周回に留めたんですがのちにこれが大失敗となります…。

 

 

 

試走の後はゼッケン順、1分おきスタートでコース一周タイムトライアルアタックです!

 

 

動画はSAIKI MTB CUP 2021開催にあたってお手伝いでオフィシャルを務めた(?)Bike is LifeのYouTubeより。

 

今回開設されたコースの動画ですが道幅の狭い区間および少々危険な区間もあるためタイムトライアルの成績順にローリングスタートとしたらしいです。また耐久レース本番では危険な箇所は赤コーンで追い越し禁止区間とされ、違反した場合失格というルールもありました。

 

タイムトライアルですが動画の通りスタート直後に激坂ですw ただこの激坂登り終えるまで駐車場から見えるんです、他の選手が見てるしオフィシャルのアナウンスが聞こえてくる、ドローンにも見られてるw カッコつけて頑張り過ぎて駐車場から見えなくなる森に入ったあたりで早々に死にましたwwww

 

とはいえタイムトライアル。開始早々心拍はすでにピークですが緩めるわけにもいかず閾値を維持したままゴールw 死ぬかとw

 

耐久レース開始まで少し時間が空きます。持久力のない私では補給無しで走り切るのは厳しいでしょうがそれでもとりあえず消化に良さそうなものを食べれるだけ食べておきます。ウイダーインゼリー、おにぎり、プロテインバーをモンスターエナジーで流し込みましたw

 

耐久レースの招集がかかりスタートへグリッド順に並ぶとスタートの説明。「先導者をつけて追い越し禁止の一周パレードランの後、2時間耐久レーススタートです!」と。え??ちょw2時間耐久プラス1周やんwwww

 

しかもパレードランがそこそこハイペースw ちょw

 

2時間走り切ることを目標にタイムアタックのように攻めたりはしません。7割くらいのペースでペダルを回します。しかしとにかく登るか下るかしかないコースレイアウト。周回が進むにつれジワジワ足を削っていきます。特に動画の3:00と7:43に現れる坂!コース内でも激坂中の激坂でVITUS SOMMETのようなフォーク寝かせ気味の下り系バイクだとフロントが浮きそうになります。ハンドルにかじり付くような前傾をとってもフロントの接地感無しです。後半は脚にきて登りきれず何度かバイクをコカしましたw

 

8:14のターンは勾配がキツくオーバーランすると崖なので結構難しかったです。その先の階段下り(実際には階段脇の土手下りですが)は下りバイクの真骨頂w 結構勾配があってレース後半は荒れてガレガレになってましたが下りの安定感とフルサスのトラクションで階段セクションのオフィシャルに歓声と拍手をもらえるくらいガンガンいけました。

 

80分くらいで補給のためにピットイン。ペアで参加の人が交代するためのピットスペースだったのですがとても走りながら補給食を食べれるコースではなかったのでおとなしくピットに止まって補給食べてボトルを補充しました。ちなみにピットスタッフは子供達w

 

ちょうどペースが合ってほぼスタートから一緒に走っていた人がいて、ピットストップで置いていかれたんですが補給後追いついて最終的には追い抜いてゴールできました。補給すると多少回復しますしやはり自転車競技で補給は大事ですね。まあ私が極端にエネルギーを蓄えられない体質なのもありますが…。

 

F1のようにピットストップもレース戦略のひとつですね。レース前に食べまくっていたのも補給までがアキヨシより長くもった気がします。

 

最後はアナウンスに煽られて一人でダンシングでもがいてゴールラインを抜けましたがwいやーきつかったですねw

 

 

 

レース後は体が冷えないように上着を羽織ったらすぐにキッズレースの準備ですw上級生のクラスからなのでウチの子たちの出番はまだですがキッズレースはショートコースでスタートからゴールまでバッチバチの全力バトルなのでに非常にアツイ!ぜひ見たいんですw

 

そういえばBike is Lifeのスクールの上級生たちはペアですが耐久レースにもエントリーしてましたね、しかも1位のペアは私と同じ13周…あ、タイム負けてるやんw この子達タフだなwwww

 

5、6年生クラスは9人。なかなか迫力あるレースを見せてくれました。3、4年生クラスは残念ながら1人だったためタイムアタック形式に。

 

そして長男の1、2年生クラスは3人、キッズコースを3周。スタートから3人サイドバイサイドで1コーナーへ入っていきます。アツいな! しかし試走しなかったダート区間でミスコース、しかも2周続けて。すまん、ちゃんと試走させなかった両親の戦略ミスだ…。実力を発揮できず残念な結果に。

 

次男の未就学児クラスも3人、コース2周。こちらも3人横並びで1コーナーへ、アナウンスも大興奮w ところがダート区間で転倒、気の根っこにでも引っかかったのかバイクを起こすのに時間がかかりそのあと一人は躱したものの2位。次男、人生初の敗北を味わいましたw

 

二人ともダンシングのバイクの振り方がサマになってきました。

 

レース後に未就学クラスで1位だった子が「〇〇(次男の名前)に勝ったー!」と勝利宣言にきました。最初びっくりしましたがそうか、アキヨシで3位だった子だ、次男をライバル視してくれていたんですね。いいですね、次男にもライバルが現れました。

 

子供同士なのですぐに仲良くなってました。保護者同士も挨拶して、ええ、内心バチバチでww 次男も翌日くらいからじわじわ効いてきたのかめっちゃ悔しがってました。いいねいいね、負けないように強くなれ!

 

 

 

SAIKIのコースは途中にベンチなんかがありましたし遊歩道を改装したものでしょうか?森の中に入るとアドベンチャー感がありました。もう少し整備を進めて欲しいのと、途中に遊歩道の分岐などあったんでコースを拡張する余地もあるんじゃないでしょうか?ダウンヒルコースも作れそうな気がしますし子供も遊べるスキルパーク的なものを作るスペースもありそうです。家族で楽しめるマウンテンバイクパークになったらいいなと思います。

 

 

 

一日遊び尽くした最後は「おんせん県おおいた」。

 

中川温泉 蛙乃湯

 

家族風呂で疲れを流して帰りました、いやー極楽極楽w