今日、ご紹介する洋画は「スリーピングタイト白肌の美女の異常な夜」です。
この映画、後味の悪さはハンパありません。
(もちろん、”大迫、ハンパねぇー”にかけております。古い人間ですいません)
トラウマ間違いなし映画です。
(特に女性)
1971年公開ドン・シーゲル監督でクリント・イーストウッド主演のサスペンス映画「白い肌の異常な夜」だと思った人ごめんなさい。
違います。
洋画「スリーピングタイト白肌の美女の異常な夜」はスペイン映画。
本国スペインでは、2011年10月8日に公開されています。
日本公開は2012年8月11日。
上映時間は102分。
監督はホラー映画「REC/レック」シリーズでお馴染みジャウマ・バラゲロ。
出演はセサル役にホラー映画「ネスト」(2014年)のルイス・トサール。
クララ役にマルタ・エトゥラ。
(2003年から2012年までルイス・トサールと交際してたそう。ちなみにルイス・トサールはスペインで最も有名な俳優のひとり)
では、洋画「スリーピングタイト白肌の美女の異常な夜」のあらすじを衝撃のラストまでご紹介していきます。
洋画「スリーピングタイト白肌の美女の異常な夜」あらすじ
スペインのバルセロナ。
マンションの住み込み管理人のセサルは病院で寝たきりの母親を抱え、将来に希望のない独身の中年男。
セサルはマンションの住人で若くて美人のクララに密かに好意を抱いていて、クララの住居に侵入してバレないように添い寝をしていたりしていた。
クララの帰宅前にマスター・キーを使い、部屋に侵入するのだ。
そして、セサルはクララの帰宅時間までベッドの下で息を殺して隠れている。
セサルはクララに気づかれたことはない。
深夜、鏡で彼女が寝ているのを確認するとセサルはマスクを装着し、自家製の睡眠薬をクララにかがせて、より深い眠りに陥れる。
セサルはクララの身体に手を触れ、その姿を鑑賞し、一緒に寝、愛のメールを送る。
この日、セサルは部屋を物色し、翌朝、クララよりも早く起きて、彼女の歯ブラシで歯磨きをした後、腕時計を盗む。
部屋をそっと出ると、同じマンションに住む少女ウルスラがいつものように口止めの取引を持ちかけるがセサルはいつも通り応じる。
クララは目を覚まし、誰ともわからない気味の悪いメールを消去する。
何も知らないクララはセサルに腕時計の捜索を頼む。
ウルスラはセサルの部屋を訪ね、口止め料を受け取ると、口止めの額を吊り上げる。
セサルは病院に入院中の母を見舞い、クララに更に歪んだ愛情を注ぐことを決意する。
腕時計は排水口に落ちていて、知らずに洗剤をかけたと詫びてクララに腕時計を返すセサル。
クララは警察に度々来る気味の悪いメールについて相談するが、犯人は特定できないと告げられる。
セサルの狂気は日を追うごとに増していく。
いつものようにはベッドの下に隠れてクララを眠らせると、今度は化粧品に別の液を加え、冷蔵庫には腐りかけた果物を置く。
クララはその化粧品が原因で、ひどい肌荒れを起こしてしまう。
また、セサルは虫嫌いのクララの部屋をゴキブリだらけにして、クララを恐怖に陥れる。
クララは、セシルに部屋全体の消毒を頼む。
セサルの企みで、気味の悪いメールは女性清掃員の息子に嫌疑がかけられる。
だが、セサルは突然、マンションのオーナーからクビを言い渡される。
クララの部屋の消毒が終わり、いつものようにベッドの下に隠れるセサル。
クララは、恋人のマルコスと帰宅してベッドで愛し合う。
マットレスが揺れ、嗅がせる薬品をこぼしてしまうセサル。
セサルは朦朧として懸命にシャワー室に逃れる。
翌朝、目覚めたセサルは隙をついて部屋を出ようとしてマルコスに見つかる。
セサルの行動を怪しむマルコス。
セサルは消毒道具を忘れたと言い訳して、どうにか難を逃れることに成功する。
その後、クララが妊娠している事がわかる。
マルコスはセサルの様々な不審な行動に疑いを抱き、セサルを問い詰める。
セサルはマルコスの首に鏡の破片を刺して殺す。
マルコスの死体を浴槽に入れて、凶器をその手に握らせ、自殺の偽装をするセサル。
セサルが自室に戻ると、ウルスラからの”見た”と書かれたメモが貼られていた。
セサルはウルスラの家に侵入して両親と弟を眠らせ、バラせば家族を痛い目にあわせるとウルスラを脅す。
セサルはマンションを出てゆく。
警察はマルコスの死を自殺と断定する。
セサルはこれまでのことを書いた日記を失意のクララに送る。
クララはすでに赤ん坊を産んでいた。
日記の中身を読むクララ。
驚愕の内容。
赤ん坊の父親はセサルだったのだ…。
映画「スリーピングタイト白肌の美女の異常な夜」のトラウマ
どうです?
もう、ダイナマイト級のトラウマでしょ?
もう、鬼畜です。
ヤバいでしょ?
また、マルタ・エトゥラがスタイル抜群で美人なんだわ。
人もいい。
やさしい。
すぐ、信じる。
ジゃウマ・パラゲロ監督だから映像も綺麗。
編集も見事。
つい、最後まで見てしまいます。
で、やるせないラスト。
トラウマになるでしょ?
女性の皆さん、気をつけましょう。
ベッドの下見ましたか?
よろしい。
では、老婆心ながら、もう少し。
アメリカでは夜間に駐車場に置かれている車に女性が一人で乗り込む場合は、車の下を見る人も多いと聞きます。
キーを出したり、ドアを開けた時、車の下から足を掴んで引き倒されないようにです。
(想像するだけで怖い)
twitterで読んだ一言も付け加えます。
”男の人と二人で飲みに行く場合はよっぽど信用しているなら別だけど、グラスを飲み干してからトイレに立ちなさい。
飲み物の追加も戻ってきてから頼みなさい。”
怖い時代ですな。