広島新聞(全国紙) -3ページ目

クリーンタイムリーゼロの奇跡

♦昨日の試合結果

(対ヤクルト8回戦)<マツダ>

広島 3ー7 ヤクルト(2勝4敗2分)

◯勝利投手 増渕 4勝4敗0S

●敗戦投手 中村恭 0勝1敗0S

【HR】

◇広島


◇ヤクルト


【投手】

◇広島
中村恭ーソリアーノー岸本ー青木高ー今村ー上野

◇ヤクルト
増渕ー渡辺ー久古ーバーネットー林昌勇

昨日は一昨日の見事な逆転勝利の流れを活かせず、完全に競り負けた試合となりました。ま、先発が3回持たずに降板するようでは、こうなるでしょう。

昨日の敗因の一番は中村恭の自滅なのですが、ヤクルトとカープの1点を取りにいく姿勢の違いが招いた結果だったともいえます。

昨日のヤクルトは7点もとっていますが、驚くべきことにきれいなタイムリーヒットは1本もありませんでした。

1点目・・・無死3塁から田中浩康ショートゴロ
2点目・・・無死満塁から増渕押出しの四球
3点目・・・無死満塁から青木1.2塁間への執念の内野安打
4点目・・・無死満塁から田中浩康押出しの四球
5点目・・・1死満塁から畠山サードゴロ併殺崩れ
6点目・・・無死2.3塁から野口ショートゴロ
7点目・・・1死3塁からホワイトセルライトへの犠飛

とまぁ、もちろんその内の何点かはこちらがあげたようなものなのですが、地道に重ね上げられた1点がジワジワと響き結局最後まで追いつけませんでした。

んで、こちらはどうかというと、逆転された直後の2回裏、1死2.3塁からソリアーノ、東出が連続三振。

2点差に追い上げた4回裏、2死1.2塁から木村昇がショートゴロ。

7回裏無死1塁から代打井生が見逃し三振併殺。

8回裏無死1塁から松山がファーストホワイトセルの攻守もあり、併殺打。

9回裏2死満塁から丸が初球をファーストゴロ。

と、好対照な程無策…

もともと長打力のない打線なのですから、これでは勝てないでしょう。

ヤクルトが首位にいる理由が解った気がしました。

両先発投手とも状態はよくなかったのですが、それでも勝ちを拾うヤクルトと、勝てないカープの差。

昨日の敗因を単に先発が崩れただけと思わずに、首位と5位の差がこういうところにあることに気付かなければ、まだまだ浮上の目はなさそうですね。

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草食系な選手達

間もなく北陸2連戦の開始ですが、カープの先発は福井くん、対する虎はスタンリッジとも、鶴ともあります。

福井くん、なにやら地方球場は苦手とのコメントをしてるようです。勝手が違い調整が難しいとか…

新人なのでしゃ~ないとこもありますが、試合前にそういうコメントしちゃあ、相手にわざわざ弱点をみせるようなもの。つけ込まれまっせ。
マスコミをうまく使うのも戦略の内、そういうとこもこれから覚えていきましょね。


んで、その福井くんに限らず最近のカープ選手。なんだかわざわざ自分の弱い部分を公表してしまう傾向があるようで、なんともね~と思います。

正直っちゃあ正直なのですが、どうにも勝負に掛ける執念というか、ギラつくまでの闘志みたいなものが、あまり見えません。

先日の中日戦でのチェン投手の死球についてのコメントが話題になりました。栗原選手は呆れ顔で一応反論したようですが、どうにもコメントに闘志が足りないような気がします。
(良く言えば紳士的なのですが…)
あの試合では、肘当てをしてるとはいえ2度も同じような攻められ方で死球を受けています。
1試合の中で同じ選手に同じような死球を2度与えるというのは、一昔前だったら乱闘になってもおかしくないケースですが、栗原選手はチェン投手を睨みつけることもせず、ベンチも誰一人として抗議すらしませんでした。

まぁ、監督が早々に退場になった試合だったので躊躇したのかもしれませんが、どうにも物足りない感じがします。

チェン投手はあの攻め方をしなければ投球の組み立てが出来ないと言ってましたが、それならばこちらもそれをさせないように、抗議するなり威嚇するなりしないと、今後も舐められてしまうでしょう。

でも、最近すっかり乱闘ってなくなった気がします(特にセリーグでは顕著)もちろん乱闘せいと言ってるわけではないのですが、どの選手も大人しいというか、紳士的というか…ちと物足りない気がします。

プロ野球界までも、今どきの草食系男子の波が押し寄せてきてるんでしょうか?

カープだけに限った話ではないのですが、喰うか喰われるか、それこそ相手を喰い殺す位のギラギラした闘志をもって闘う、プロの世界でやっていくにはそういうとこも必要な気もするのですが、いかがでしょうか?

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インコースの恐怖

♦今日の試合結果

(対日ハム4回戦)<マツダ>

広島 2ー1 日ハム (1勝3敗)

◯勝利投手 福井 3勝3敗0S

●敗戦投手 ウルフ 7勝2敗0S

◯セーブ サファテ 1勝1敗13S


【HR】

◇広島


◇日ハム


【投手】

◇広島
福井ー青木高ーサファテ

◇日ハム
ウルフー谷元ー宮西


久しぶりの更新になりました。
余りにもふがいない内容の試合が続き更新する気力も失せており、勝ったとはいえ何だか気持ちは全くスッキリしません。

試合については、まぁ、今はこういう勝ち方しかできんでしょう。投手陣が最少失点に抑えて、なんとか逃げ切る、というこの勝ち方しか。
といっても昨日は1回に運も味方したタイムリーで先に1点取り、福井が2回以降立ち直ったから勝利したものの、こういう試合運びしかできないようでは、とても1シーズンもちません。投手陣が参ってしまいます。

昨日の解説はカープOB金石氏でしたが、その中で正にファンの気持ちを代弁するようなコメントを残してました。栗原選手についてです。


『いくらヒットを打とうとも、今の状態では全く怖さがない。』


確かに昨日は3安打の猛打賞。
1打席目はレフト前にポトリと落ちる先制タイムリー。3打席目は勝ち越しの足掛かりとなる、右中間への2ベース。数字だけ見れば立派なもんです。

とは言え厳しい言い方をすれば、あれだけ外角一辺倒な攻めをされているんですから、あそこに打てない方がどうかしてます。4番足るもの打って当たり前。むしろHRにできなかったことでマイナスしたいくらいです。

金石氏曰く

『アウトステップする癖を直さない限り、状態は上向かない』

とのこと。

ず~っと外角一辺倒の配球でしたので、確かに2ベースを打った打席こそ、多少フラット気味にステップしてましたが、それでもまだ左腰は開き気味でした。なので打球には力が無く2ベース止まり。しっかり踏み込んでいれば右中間にHR出来る球でした。


それと対象的だったのが、石原選手。
結果こそ出ませんでしたが、しっかり配球をよんで強く振り抜いていました。いわゆる『決め打ち』です。

外角とよんだらしっかり踏み込む。それこそ内角が来たらゴメンなさい、なのですが、決め付けるからこそ迷い無く強く振り抜ける。
確実性が求められる1番バッター、2番バッターがそれでは困ったちゃんなのですが、4番バッターはそれでいいんじゃないでしょうか。特に今の栗原選手は。

今の栗原選手をみていると、とにかくアレもこれもと欲張って全部打とうとしているため、迷ったまま打席に立っているように見えます。
そのためスイングに力が無く甘い球が来ても打ち損じファール。結果カウントを稼がれて、厳しい球に手を出し凡打か三振。常に主導権は相手投手にあるように見えます。


といっても、多分この『決め打ち』をやると、打率は下がるかもしれません。三振も増えるかもしれません。
でも怖さは増すでしょう。

相手投手も人間です。怖さを感じれば手元が狂うこともあるでしょう。警戒して四球になるかもしれません。

そうして初めて対等の勝負ができるのではないでしょうか。

他の打者にもいえることですが、今の見下されている状態では、打席に立つ前から勝負はついているのです。


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前田智の限界

♦昨日の試合結果

(対日ハム2回戦)<札幌>

広島0ー1日ハム(0勝2敗0分)

◯勝利投手 武田勝 3勝5敗0S

●敗戦投手 前田健 2勝3敗0S

◯セーブ 武田久 1勝0敗12S


【HR】

◇広島


◇日ハム


【投手】

◇広島
前田健ー永川

◇日ハム
武田勝ー増井ー武田久

なんだか日ハムの継投が『たけだ』挟まりになってて、ちと笑えるのですが、試合はち~っとも笑えずショック! またまたいいとこ全く無しパンチ!

はぁDASH!あんなクソみたいな内容で連敗した後の試合のない月曜くらい憂鬱なもんはないですな…
今朝会社行く気失せました、いやホントにダウン


といっとっても始まらんので、昨日の試合について…

ま、5回表の攻撃が全てでしょう。
1死1・3塁で外野フライすら打てなかったウータン、満塁でキャッチャーゴロに倒れた梵。

相手が左投手ということで右打者をずらっと並べた打線でしたが、軟投派の武田勝の術中にみ~んなはまり、緩い球を力任せに引っ張るばかり。あれじゃあ全部引っ掛けちまいますよ。
なんでセンターから逆方向のバッティングが出来なかったんでしょうか?

さっきの石原も梵も強振して結果凡退。あんな場面でのキャッチャーゴロってわたしゃ初めて観ましたわ。

力み過ぎなんですよね~。焦るのはわかりますが。

その証拠に8回のチャンスはコースに逆らわないバッティングをして生まれたもの。
梵も外角の球を逆らわず右方向へ、東出も逆らわずにセンターへ。

これ軟投派の投手攻略のセオリーじゃなかったんでしたっけ?
『野球の教科書』には書いてないんですかねぇ…

いくら5敗してるとはいえ、防御率1点台の投手ですよ。
ただ単に右左を攻略の糸口とするだけでなく、もっと具体的な攻略方法もってチーム一丸で戦わないと、無理ですわ。

あともう一つ触れねばいけないことが…

前田智選手。

あんなに最初から振ってくるバッティングスタイルにいつから変わったんでしょうか?

確かに代打は初球から積極的に打ちにいくのがセオリーとはいうものの、もともと前田選手はじっくり球筋を追い込まれるまで見極めるタイプだったはず。

その表情一つ変えず微動だにしない威圧感が相手にとてつもないプレッシャーを与え、最終的には一撃で仕留めるスタイルだったはず。

今は打席での表情も豊かだし、とにかく振りにいってるせいか、昔のような威圧感が全く感じられません。

あまり考えたくないのですが…

そろそろ来るべき時が来たのでしょうか…しょぼん

同じベテランの石井琢郎は40歳になりましたが、まだまだ元気です。

まだまだ引退は早い!!前田智徳!!

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負けないことと、勝ちにいくこと


♦今日の試合結果

(対日ハム1回戦)<札幌>

広島0ー1×日ハム(0勝1敗0分)

◯勝利投手 武田久 1勝1敗11S

●敗戦投手 サファテ 1勝1敗11S

【HR】

◇広島


◇日ハム


【投手】

◇広島
大竹ー岸本ー青木高ー上野ーシュルツーサファテ

◇日ハム
吉川ー榊原ー宮西ー増井ー武田久

打てんむかっとにかく好機に打てんパンチ!

Yahoo!の試合講評では、『白熱の投手戦を制した日ハムが劇的なサヨナラ勝ち』なんて書いてありますが、『白熱の投手戦?』いやいや、『拙攻戦』でしょう汗

双方ヒットは7本づつ。しかし決定打がでず、内容的には凡戦でしょう。
そんな凡戦でも勝てば、何かしらの収穫があるのですが、負けちゃあな~んも残りません。特に今日みたいな試合は。


梵の調子が下降すると同時に、得点力も同じくダウンダウンダウン
やっぱり得点パターンが少ないチームの弱さが出始めましたな。しばらくは続きそうな気もします。この感じDASH!

さてさてこんな時は無理をしても、うまくいかないもの。もがくよりも、大人しくしてた方がいい結果を生むこともあります。
とすれば、鍵となったのはやっぱり10回裏の時間配分でしょう。

10回裏に入った時点で3時間半のリミットにはギリギリの状態。
負けない選択をするか、あくまでも勝ちを取りにいくか微妙なとこでした。

まぁね、連敗してるし、勝ちたいだろうし、あんまり時間稼いで引分け狙うみたいなセコイことはやりたくなかったんだろうな…って思います。あの監督のことですから。

でも、高校野球じゃないんですから、こういう勝ち負けの星勘定で飯食ってる以上、もうちっとうまくやってもえぇんやないですかね?

それに勝ちにいく選択をした割には、11回の攻撃も何だか淡泊で、選手に『勝ちにいくぞ‼』って意思が感じられませんでした。

なんかそういうの見ると、あえて11回の攻撃権を選択して勝ちを狙ったというよりも、もしかして…

(また時間忘れてた…???)

という疑念が…

でも、もし土曜日のデーゲームであり沢山のファンが観戦に来てることを考えて、なるべく長く試合を見せようという配慮が野村謙二郎の頭の中にあったとしたら、たいしたもんだと思いますがね。





ないか…それは。

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