コンビニコンサルタントのやす さやかです。
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6月17日(火)の14時~18時に、
コンビニエンスストア店舗を経営するオーナー、
店長、社員向けのスタッフ育成力アップセミナーを
開催することになりました!
>詳細、お申し込みはこちらからどうぞ
(Office38のホームページへリンクします)
どうぞよろしくお願いいたします!

17日に、港区のコンビニに強盗が入り、
何と、47万円の被害に遭った、という事件が発生。
>NHKニュースのウェブサイトへ
店員さんにケガがあったかどうかはわかりませんが、
記事を見る限り、恐らく無事ではあったのでしょう。
しかし、47万円という高額。
ありえないです。
直前に何かの払い込みがあったのかもしれませんが、
直後にレジのお金がちゃんと金庫に回収されていれば、
こんな高額にならなかっただろうに、と思いました。
こういう犯罪を行う前に、犯人は必ず下見をしています。
下見をして、「ここなら行ける」と思われたら最後。
お店によっては、余りのずさんな管理に、複数回
強盗被害にあっているところもあります。
コンビニのビジネスは、小さな商品をたくさん売って、
小さい利益を積み重ねていく業態です。せっかく
努力して集めた50万円を、一気に持って行かれる。
こんな、切ないことがありますか?
対策なんて、本当に簡単なことなんです。普段から、
お金が一定額たまったら、一時的に金庫に移せば
いいだけの話です。それを、スタッフさん全員に
言って、徹底するだけです。
徹底ポイントは4つ。
途中で金庫に移す基準の金額を設定する私がコンビニ本部で研修トレーナーをやっていたとき、
1万円札が3枚たまったら金庫へ移す、というルールを
お話ししていました。夜間はもう少し頻繁に、1万円札が
1枚でも入って来たら即移す。お店によっては、5千円を
基準にしているところもありました。
代行収納後に必ずレジのお金を見るとにかく大金がたまりやすいのは、公共料金や
代行収納サービスの受付時。支払額が高額になることも
多いので、どんな時間でも、確実にドロワー(お金の
引き出し)をチェックするよう、徹底していく。
レジ金の点検時に金庫へ移すそれでも、忙しい時間帯は、なかなかお金の
チェックもままならないときがあります。
であれば、必ずやっているであろう、レジ金の
点検時に、レジのお金がたまりすぎていないかに
気を払う、ということを徹底しましょう。
レジ金の点検は、落ち着いて確認ができる時間。
もちろん、レジを1台休止にして行うことから、
お客さまが並んでくると、気持ちとしては焦るのですが、
それでも点検作業はとても大事な業務の一つ。
「少々、お待ちください(ませ)」
と並んでいるお客さまに声をかけて、点検を行います。
1万円札の枚数も確実に数えるはずなので、点検時点で
基準枚数以上になっていたら、点検終了後に金庫へ
移しましょう。
お客さまには確実に挨拶を行う入ってくるお客さま全員に、挨拶できていますか?
これは、接客面でもとても大切ですが、防犯面でも
かなり重要です。お客さまに配慮しないお店が、
「やっても大丈夫だろう」という犯人の意欲を
かきたててしまいます。
万引き防止の意味でも挨拶の重要性が語られますが、
「しっかりお客さまを見ていますよ」という
アピールにつながりますので、挨拶はアイコンタクトを
行いながら、明るく元気な挨拶を徹底しましょう。
特に、強盗が狙いやすいのは深夜~明け方です。
たまに日中も狙ってくる場合がありますが、夜勤は
店長など責任者が不在のところもあり、その場合は
数少ないスタッフが対応するお店も多いので、
狙われやすいのです。
名札に「スタッフ」なんて書いていたら、もう
狙ってください、と言っているようなものです。
名札の肩書きなどが設定できる場合は、ぜひ
注意してください。犯人は意外と細かいところを
買い物を装いながら、チェックしています。
全員で、お客さまとお金への意識をしっかり高め、
防犯面での対策を打っていくことが、安心して
買い物ができるお店作りにもつながっていくのです。
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