真如寺 晩夏 | cvq243のブログ

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             (やりすごす ざんきのなつや はかまいり)

 

 

        施餓鬼会(せがきえ)   

 

   お盆の時期は連日の猛暑で、本堂で行われていた施餓鬼会が、

 

   客殿で用意されていました。

 

   エアコンが効いていて快適でした。

 

   施餓鬼は、飢えや渇きに苦しんでいる死者の霊魂を救済する事です。

 

   その功徳をご先祖様へ振り向け、追善供養します。

 

   施餓鬼で有緣無縁三界萬霊の供養をして徳を積み、

 

   自分も救われます。

 

 

     「書沿君子智」     

 

   (書は君子の智に沿う) 山岡鉄舟の書です。

 

 

    「誰聲常自聞」    

 

   この書も山岡鉄舟(鉄太郎)です。

 

   山岡鉄舟は、剣・禅・書の達人です。

 

   徳川慶喜の命を受け、勝海舟の西郷隆盛宛の書を持ち

 

   官軍の駐屯する駿府で西郷と面談し、江戸城無血開城、

 

   徳川慶喜の恭順の意を朝廷に取り計らってもらう約束を

 

   取り付けます。

 

   西郷隆盛は、「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は、

 

   始末に困るが、そんな人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」

 

   と、山岡鉄太郎を評しています。

 

   

            「龍吟」     

 

 

    「真如寺」     

 

   後西天皇皇女本覚院宮の筆です。

 

   真如堂本堂の扁額「真如堂」も本覚院宮の筆です。

 

 

             衝立   

 

   円相に「花」の草書です。

 

 

           衝立の後ろは「福」    

 

 

  元金閣寺執事長江上泰山和尚筆「無心」     

 

 

     「苦中楽」     

 

 

       「無吼笛」(むくてき)    

 

 

     衝立「龍吟」     

 

 

    いろんな書が拝見できました     

 

 

                           

 

 

      玄関をあとにします          

 

 

            真如寺本堂      

 

 

    宝鏡寺の宮御陵    

 

 

    本堂      

 

 

   お釈迦様の居られる所の意味ですネ 「大雄殿」   

 

 

                  

 

 

    釈迦如来・迦葉尊者・阿難尊者    

 

 

        宝鏡寺の宮尊像    

 

 

   鎌倉時代の禅僧「無外如大」(女性)の所縁で、

 

   真如寺は、尼門跡の宝鏡寺の菩提寺になっています。

 

   

     暑い最中ですが、杜若が数本咲いてました