(あささむし ざぜんのこころえ はいちょうす)
光雲寺は、一般向け坐禅道場として開放されています。
この日は、中学校の修学旅行の下見で先生方と訪れました。
光雲寺は弘安3年(1280年)に四天王寺付近に
南禅寺の開山大明国師(無関普門)が創建しました。
その後、寛文4年(1664年)東福門院の菩提寺として
現在地に再興されました。
境内北に、後水尾天皇第四皇女昭子内親王のお墓があります。
本尊は、東福門院が寄進した釈迦如来(源信作‥)です。
弘誓観音は、竿を挿し小船を漕いでいる観音で、
船乗り観音、波乗り観音と呼ばれています。
初めて見た時は、その珍しい姿に驚いたものです。
生徒さん達の入堂方法や、履き物を置く場所などの指示を
ご住職から受けました。
その後、なぜ坐禅の体験をするのかについて説明して頂きました。
自分の心と向き合い、心を安定させる方法を、
生徒さんは体験するんですネ。
由緒ある本堂で、神妙に坐禅する中学生達を見て
ご本尊のお釈迦様も微笑まれるかもしれませんネ!
「古佛」は、昔の悟りをひらいた高僧を指す敬称との事です。
南禅寺ですから大明国師でしょうか? やっぱりお釈迦様?
寺院ですが、玄関に狛犬が置かれています。
普段は非公開ですが、方丈、客殿の方には
7代小川治兵衛の池泉回遊式の庭園があるそうですが
機会があれば見てみたいと思っています。