圓通寺 初夏 | cvq243のブログ

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            (しんりょくの ころもよそおう ひえいみゆ)

 

 

              

 

   大悲山園通寺は、臨済宗妙心寺派の寺院です。

 

   開基は、霊元天皇の乳母であった「文英尼」です。

 

   後水尾天皇の幡枝離宮が文英尼によって禅寺に改められ、

 

   霊元天皇の行幸もあり、皇室の勅願所となる寺院です。

 

 

     2015年再建の山門「天寿洞」      

 

   石材は、四条烏丸の三井銀行京都支店の旧建材です。

 

   御住職の再利用の哲学から、旧ビルで廃棄されるはずの石が

 

   ここで生かされています。

 

 

           水曜日はお休みです    

 

   行動派のご住職ですので、講演に出かけたりと忙しそうです。

 

 

  弁財天             

 

   石垣も再利用のようですネ!

 

 

                 

 

 

        旧の入口です      

 

 

 鐘楼            

 

 

 玄関              

 

 

                    

 

   拝観寺院で、圓通寺さんだけドライバーも有料です。

 

   ずっと以前に、いらない事を言ったドライバーがいたようで

 

   以来、ガイドドライバーも入れません。

 

 

                 

 

 

     火灯窓から鐘楼が見えます        

 

 

                   

 

 

      比叡山を借景とした名勝庭園です    

 

 

                    

 

 

         三尊石     

 

   珍しく脇侍の方が高さがある三尊石です。  

 

   平庭で、左奥から正面奥に石が低く配されています。

 

 

        左の方の石組     

 

 

             

 

     右の方には石はありません      

 

  左奥から正面奥へというのは、南禅寺方丈庭園(小堀遠州作庭)と

 

  共通していますネ!

 

 

                 

 

   入口の天寿洞でお客様を待っていると、

 

   「御住職にドライバーさんは入れませんよ」と言われました。 

 

   拝観料を払った事を告げると、咎めた事を申し訳なく思われたのか、

 

   いろいろ親切にお話しして下さいました。

 

   山門の板戸の表面がカンナ仕上げですが、ツルツルです。

 

   こんなカンナ掛けのできる職人は、他にいませんよと、

 

   御住職に教わりました。

 

   板戸や柱の滑らかな肌触り、是非触れてみて下さい!

 

 

                       紫蘭