吉水弁財天 晩春 | cvq243のブログ

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             (つつましく かげでむれさく シャガのあさ) 

 

 

    吉水弁財天堂     

 

   青蓮院の慈鎮(慈円)(天台座主)が、鎌倉時代初期に

 

   安養寺を築き、鎮守として弁財天を勧請したのが起こりです。

 

 

          大弁財天女    

 

   

               

 

 

                   

 

 

    社務所    

 

 

     慈鎮和尚宝塔(鎌倉時代)(重文)      

 

   開扉に多宝・釈迦如来が彫られています。

 

   父は摂政、関白の藤原忠通、兄は九条兼実で、

 

   天台座主でありながら、法然や親鸞に理解を示しました。

 

   法然に与えた青蓮院内の一坊跡に、門弟の源智により

 

   勢至堂が建立され、知恩院の元になります。

 

 

         宇賀神       

 

 

   裏堂                     

 

   裏堂に、弁財天の神使いの宇賀神将尊が祀られています。

 

   宝珠を戴いた白蛇です。

 

   宇賀神将尊が、稲荷神に仕える時は、白狐の姿になります。

 

   祇園花街から技芸上達を願う参拝があり、

 

   他に商売繁昌、子孫繁栄、除災招福などの御利益があります。

 

 

  滝行場                          

 

 

    行者守護の不動明王    

 

 

     吉水の井     

 

   吉水(きっすい)の井は、法然上人が使った閼伽の水です。

 

 

             妙音随喜     

 

   弁財天は、妙音天とも呼ばれます。

 

 

                      

 

 

                 

 

   この辺りは、「愚管抄」を著した慈鎮和尚、浄土宗開祖の法然上人、

 

   浄土真宗開祖の親鸞上人と、鎌倉時代の歴史が詰まった所です。

 

   見過ごされがちな吉水弁財天ですが、是非お立ち寄り下さい。