(にぎわいし おもいおもいの はつもうで)
1月3日にお客様の希望で、下鴨神社を参拝しました。
駐車場にも入れて、思っていたほど混んでなくて助かりました。
東殿に、玉依姫命、西殿に、賀茂建角身命が祀られています。
上賀茂神社の祭神、賀茂別雷命の母と祖父です。
大国主命の七つの別名ごとに、七社あります。
自分の干支にあたる社をお参りします。
玉依姫が、石川の瀬見の小川で、川遊びをしていると、
川上より丹塗りの矢が流れてきました。
矢を持ち帰り、床の辺に挿し置いていると、
孕って男子が生まれます。
その子が賀茂別雷命です。
丹塗りの矢は、乙訓の火雷神(ほのいかつちのかみ)とされています。
秦氏と賀茂氏の婚姻関係ですネ!
輪橋(そりはし)の袂の梅が「光琳の梅」です。
尾形光琳の「紅白梅図屏風」(国宝)はこの付近を描いたものです。
井上社は御手洗社と言われ、瀬織津姫命が祀られています。
御手洗池は、みたらし団子の発祥の地です。
急勾配の輪橋は、神が渡る橋です。
夏、冬の御神服を奉製する御殿で、
古代祭礼の神殿様式を伝えています。
近世では、勅使殿、着到殿として活用され
そして天皇の為の玉座も設けられています。
戦時中の鉄が不足した時代に、陶器で代用した名残りでしょうか。
相生社は、縁結びのご利益で昔から有名です。
お客様が下鴨神社を希望されたのは、
友人から此処の御守りを買って来て欲しいと
頼まれたからだそうです。