(かつどうや コーヒーをてに しゅうしかな)
昭和50年に開村した映画のテーマパークです。
映画産業に翳りが見えてきて、他社では赤字続きの中、
東映は鶴田浩二や高倉健のヤクザ映画で人気でしたが、
藤純子の引退でヤクザ路線が低迷します。
撮影所の一部をボーリング場にしていましたが、
そこで、思い切って撮影の舞台裏を見せる、新商売を始めました。
新アトラクションの「エヴァンゲリオン京都基地」では、
手の平に立って写真撮影が出来ました。
お客様が芸妓の姿に変身されました。
映画文化館内に、嵐山にあった美空ひばり館が移ってきてます。
熱狂的だったひばりファンも、かなり高齢になられたでしょうし、
嵐山を離れて縮小するのも、やむ終えないですネ。
奥様の変身中にご主人とコーヒータイムです。
可否茶館は、明治にできた日本の最初の喫茶店の名前です。
貴族の鹿鳴館に対抗して、一般人の文化サロンをイメージした
高い理想の元の開業でしたが、
時代を先取りしすぎたのか、4年で閉店しています。
素晴らしい考えでも、時代とマッチしなければ
成り立たない例は沢山ありますね。