突然「あなたのクレジットカードが不正利用されたようです。」というメールが楽天カード株式会社信用管理部から届きました。「通常とは異なるカードの利用パターンがあったので、楽天の不正利用防止プログラムが検知して、決済を一時的に止めている」という事でした。直接的な金銭の被害はありません。
このメールを受け取ったのは10時頃で、電話番号 092-303-5631(受付時間:日本時間9:00 - 21:00)に連絡をとるようにということが書かれていますが、このメール自身が何か怪しい感じがしたので、電話番号が間違いなく楽天カードのものであることを確認して、電話してみました。
電話をかけると、電話自動応答からいくつか選択をする必要があるのですが、「クレジットカードが手元にあるかないか」という選択があったので「ない」と答えて、応答を待ちました。カードが手元にあるとカード情報をウッカリ喋ってしまうことがあるので。
ほどなく応答があり、本人確認を済ませた後(ここでカード番号、セキュリティコード、有効期限を電話で聞かれたとしても答えてはいけません。)、「2026年X月XX日(メールを受け取った日の2日前)にXXXXXXXというxx販売サイトで2,760円の買い物をしたことがあるか」と聞かれたので、「ない」と答えました。これで間違いなく「不正利用された」とはっきりしたので、今のカードは使えなくなりました。新カードを発行するという事で、カードが届くのに1週間くらいかかるとのことでした。手続きはすべて楽天側で行い、こちらから申し込むことは特にありませんでした。
私のクレジットカードのネットでの利用方法は、販売サイトからダイレクトでは行わずに、ほぼ100%ポータルサイト(Amazonや楽天市場)を介して行っているので、上記のプログラムが検知してストップしたということらしいです。
クレジットカードの不正利用(クレジットカード番号が盗まれる)の原因は、
1.フィッシング詐欺でカード情報を盗み取られたり、偽サイトへの誘導される。
カード会社や銀行、有名通販サイトを装った偽メールを送りつけ、カード番号や暗証番号を偽サイトに入力させて盗み出したり、店舗利用時に特殊な装置(スキマー)で磁気データを盗み取る手口(スキミング)等があります。
2.悪意のあるネットショップやサイトからの情報漏洩に巻き込まれる。
3.正規のECサイトやサービスサイトがサイバー攻撃を受け、顧客のクレジットカード情報が流出する。
4.カード情報の規則性を悪用した無作為な番号の割り出し
クレジットマスターというソフトウエアでクレジットカード番号の規則性を悪用して無作為に番号を生成し、セキュリティが手薄な海外サイトなどで利用可能な番号を特定する。
に分類されます。
今回の原因を考えてみると、1.のフィッシングは気を付けているのでないとして、2,3も完全に否定はできませんが、おそらく4.ではないかと考えています。あるサイトの情報では、最近の不正利用手口のうち、約40%がこれだそうです。
クレジットマスターの手口が最初に確認されたのは1989年にアメリカで、2009年には国内で初めて摘発者が出ています。クレジットカード番号は16桁の数字で構成されており、この最初の6桁は、各クレジットカードブランドで使われ、残りの10桁が会員口座番号になります。セキュリティコードは3桁しかありませんし、有効期限もパターンは多くありません。そのため、セキュリティの甘いECサイトへアクセスし、時間さえかければ有効な組み合わせを見つけるのは不可能ではありません。
要は、クレジットカードを盗まれたり、番号を見られたりしていなくても、クレジットカードを持っているだけで被害を受ける可能性があります。避ける方法はありません。今後も「番号盗用被害」による被害は増加していくと思われます。
クレジットマスター対策のための利用者側の対策は、クレジットカードの利用明細を使用後すぐに確認できるようにしておくことで、不正使用が確認されたら直ぐにカード利用を止めることしかありません。
楽天カードでできる対策としては、
楽天e-NAVIから「セキュリティ」から以下の項目を設定する。
1.(不正利用された)ユーザーIDとパスワードをメールアドレスから変える。
2.速報版カード利用メール及びカード使用メールを申し込み、クレジットカード利用時に通知されるよう設定する。家族カードがある場合でも、「速報版カード利用メールによるお知らせ」が届くようです。
3.本人認証サービス(3Dセキュア)に申し込み、ネットショッピング時に本人認証を行う。
4.第2パスワードを設定し、二重パスワードでさらに安全に楽天e-NAVIを利用する。
皆さん注意しましょう。

