いんやいんや、台風過ぎたと思ったのに、相変わらずの空模様…塗装するにはちと辛い今日このごろ…
と、言うわけで、本日もゼンマイヤマトの完成に向けて、一気に製作報告です~~
さて、塗装開始
本体は、Mr.カラーC34スカイブルーで塗装。
成型色に合わせるならば、もう少々ホワイトを入れたほうが近くなりますが、ま、いかにも塗装しました的に仕上げてみました。
艦艇部は同じくMr.カラーのレッド。
本当は、1974年当時のような「これクリアーレッドじゃね?」的な隠蔽力の弱い赤で塗りたいところでありますが、時代に合わせて現在のレッドを使用。
見本では煙突先端がブラックで塗られていますが、そこはさすがに劇中に近づけました(苦笑)
それにしても、モック(木型)を塗装したとみられる完成見本は、実際の完成品と恐ろしく違う…(汗)
近年、『宇宙戦艦ヤマト』のグッズ紹介系出版物で、このキットを紹介する時、上の完成見本のポジがよく使われているんですが、それだとちゃんとしたこのキットの良さが伝わらないんですよね~~~
ともあれ…
基本的に完成見本に合わせる形で、全体の塗装が終了。
(主砲砲身などがブラックで塗られていませんが、それは私の好みということで…謝)
さっそく、組立図に従って組み上げてみました。
(とんちゃん、副砲塔の留め具で、艦橋とめてまっせ~~~笑)
で、完成したのがこちら。
<左舷>
<右舷>
<上面>
<下面>
<前後面>
そしてパッケージの雰囲気で撮影…
後部も大きすぎない雰囲気で品があります。
お約束の艦首パース(笑)
個人的な感想ですが、やはりヤマトは一番最初の艦首の小さいデザインが、品位があり、戦艦大和の意匠を継いでいる感じが物凄く出ていて、
これが俺たちのヤマトだ‼
って印象なんでございますのよん。
おっと、忘れるところだった…
付属の搭載メカ(?笑)
いや~~~、味わい深い造形で、今作ろうとしても作れない造形ですよね~~~
とはい、この三者は『~Ⅲ』時期まで引き継がれていくので、あと少なくとも3回は組むことになるんですよね(笑)
せっかくなので、今回は資料編ということで、パッケージ周りも紹介
これが1974年発売の初版パッケージ。
右下の版権証紙が、おなじみの「証」ではなく、「Academy」になってます。
本放送当時の証紙は基本的にはこの「Academy」シールであります。
もっとも、この当時発売されたホビーアイテムは
プラモデル以外ではポピーさんのソフビ製アナライザー(色は3色バリエーションあるようです)とポピニカのコスモゼロしか立体物はありませんが…
お菓子だとロッテさんがスポンサーだったので、ロール状の紙シールつきチョコ(ボール?)と転写シールやヤマト情報などが楽しかったフーセンガムくらいしか見たことないんですよね~~~
文具系は細かくいろいろと出ていたようですが、それらの資料はまたいずれ…(汗)
箱の側面。
同時期に放送されていた『グレートマジンガー』も載ってますが、この「ミニグレートマジンガー」って、“イマイのサンダーボーイかよ!”みたいな、足が車輪になっている、とんでもない形状のものでありました(爆)
模型屋さんや文房具屋さんでよく見た箱の横顔。
でもって、今では見ることのなくなってしまった、パーツ押さえ用の帯。
そして組立図。
内容は随分前にアップした気がするので、そのうちまとめてアップでもしましょうか…
そして初版ならではのチラシ
イマイさんのサンダーバードを受け継いだバンダイ模型さんらしく、『サンダーバード』のミニシリーズが懐かしいですよね~~~
これ、再販して欲しいんですが、最終的に92年頃だったかにプルバックゼンマイで発売されたのが最後だったと思います
(そのうち『サンダーバード』キットのカタログ資料をまとめて紹介してみましょう:笑)
ちなみに、宇宙戦艦ヤマトシリーズの価格が、アナライザーを除いて実際とは違い600円表記。
ここでもまだ、ブラックタイガーの画稿は載ってないんですよね~~~
でもって、その裏は超憧れの『グレートマジンガー秘密基地』。
さすがに当時は買ってもらえなかった…
でも、私が高校生の時まで横浜の弘明寺という商店街脇の模型店で店頭にずっと置いてあって、「まだあるから、そのうち買えばいいや…」なんて思っていたら、マニアに急に荒らされたらしく、突如消息を絶ってしまいました((泣))
もっとも、その店では2000年代に閉店するまで、『~Ⅲ』のガルマンガミラス系戦艦の初版が並んでました。
それにしても、“秘密基地”と言う割には堂々としてるんだよな~~この基地。
挙句には全面ガラス張りみたいな、丸見え使用だし…(苦笑)
あ、基地の下にある「DX」シリーズは、1998年に再販された「ブレーンコンドル」に入っていた「リトル・グレートマジンガー」がメッキ(?と言うより、現在のエクストラフィニッシュ系)で塗装済みモデルとして発売されたものであります。
(そのうち、復刻キットを使用して、このDXモデルを再現してみたいと思います)
そんなこんなで、とりあえず通称「ゼンマイヤマト 初版」の紹介は終了。
次回は、宇宙戦艦ヤマト1974年モノ(正確には1975年発売か?)を続けて紹介して行きましょう~~~
さ~~て、本日の模型ライフはというと…
引っ張り出しました、我がバイブル「ロマンアルバム・エアーウルフ」。
現在においても、もっとも資料性の高い出版物で、当時出回った「操縦マニュアル」まで収録。写真も豊富なんですが、今の目で見ると特写以外の写真が劇中フィルムからのコマ焼きが多いので、少々解像度にかける点は否めませんが、そこはソフトの発達で鮮明化された映像を参考にすれば良いのであります。
でもって、さっそく塗装してみました~~~
2~3年ほったらかしたマスキングが生きているやら死んでいるやら…
とりあえず組立図に本体色が「Charcoal(チャコール)」という指示があったので、Mr.カラーではもっともイメージが近い「ミッドナイトブルー」をそのまま塗装。色味的にはちょうど良い感じだと想うんですが、如何でしょう。
下面は普通に「ホワイト」なのであります。
塗り分けは程なく終了。
結構良い感じで塗装できたんですが、マスキングを剥がしてみると…
な、なんじゃこりゃ~!
前面キャノピーの上にパテ盛っていたんすか~~~!?
だからマスキングまでしておきながらサフ吹いてなかったんスね~~~私~~~
うう、なんとなく思い出した…
確かクリアパーツの合いが悪くて、上の方だけクリアランスが保てなくて、やむなくポリパテ盛っていたんですね…
(確かに昨日アップした写真見たら、この部分ポリパテで黄色くなっているわ…マスキングテープと似たような色してたから同化してわからんかった…(泣))
さらに…
翼というか、後輪の収納部というかに吹き残し…
さてさて、面倒くさいけどリカバーせねば…