え~~~、あっという間の1週間が過ぎてしまいました~~~
う~~~、なんせ昨年末から締切続きで死にそうになっていたんですが、どうにか本日峠を越えて、なんとかブログアップができました~~~(苦笑)
まぁ、先週はお世話になっている某メーカーさんの新年会に行ってきて・・・
週末にはお台場方面の某松本零士先生のイベントへ足を運び・・・
って、全然仕事していないんじゃないかって・・・?
いえいえ、すべて仕事の関係なんですよ~~~~(オイオイ、本当か?)
なんてことやっていながら、ここ数週間、睡眠時間二日間で3時間平均の連続だったので、あ
さってくらいから少々寝れる日が来るのではないかと・・・期待!!
ともあれ、ようやく模型作りもちょいとは出来そうなので、早速モデリングしちゃいましょう!
お待たせいました今鹿氏(通称)!
本日からバキュームフォーム・キットの製作開始でございます。
まずは・・・
先日引っ張り出したゼネプロ製小型ビートルのキットです。
最初の作業は・・・
太めのマジックでカットラインをなぞります。
で、比較的簡単な機体下面をカットラインの凹んだところをPカッターで、一気に力を入れずになぞるように何度も軽く刃をあてていきます。
(マジックで線を入れておけば、写真のようにカットラインが何度もなぞる際にわからなくならずに済むのです~)
うっかり力を入れすぎると、凹みがゆるいところなどで手を滑らせて、余計なところに傷をつけてしまったりします。
(万が一、やってしまった人も、この時点では気にせず作業を続けましょう)
何度も刃でなぞっていると、そのうち勝手に切り離されていきます。
切り口を見ると、マジック線を堺にどこからが部品で、どこからがきり残しなのかが一目瞭然!
そして、切り口の切り残し部分をヤスリをかけて除去するのですが、写真みたいにテーブルなどに紙ヤスリを貼って、その上をスライドさせるようにして切り出し面を整えていくのです。
この時に、写真の部品のように持つところがない場合は、両面テープで消しゴムなどの手元にあるものを貼っておいて、指が引っかかるようにしてやると作業が楽になります。
(写真で見ると、なんかジャガー号みたい・・・苦笑)
あとは、できるだけ均等になるように、持ち方やヤスリ方向を変えながらヤスってあげるといいのです~~~~
ヤスってみたところ。
マジックラインがあることで、どの程度ヤスれたのかの目安になります。
切り残しがなくなれば、カットエンドが黒い線になるのであります。
白いところが残っていたら、それを消すようにそこを重点的にヤスれる様に力配分をしてヤスってやると良いのであります。
ヤスリ完了!
同じように機体上面も切り出して、ヤスリがけします。
そして上面にはキャノピーがあるので、窓枠の中を切り抜くのですが・・・
とりあえず窓枠内部よりちょっとだけ小さくデザインナイフなどで、ケガいておきます。
丸窓は、ケガくのが難しいので、ナイフの刃を立てて、ぐるぐる回して、簡単な穴を開けておきます。
これも四角い窓同様に、少々小さ目に開けておくのがポイントなんですね~~~
早速、四角窓をくり抜くのですが、これは先ほどケガいた線に刃先を立てるだけで、意外にスっと刃が入っちゃいます。
なので、力を入れ過ぎずに、刃を刺して言ってやれば、自然に窓が抜けるのです~~~
これが、とりあえず窓を抜いた状態。
そしてここで登場するのが100円ショップのちょっと大きめの店舗で買ったミニヤスリセット。
セットの丸ヤスリで、丸窓を所定の大きさに整えていき・・・
平ヤスリで、四角窓の枠をきれいにしていきます。
そして半丸ヤスリで丸窓の大きさを調整。
くり抜いた裏側がデコボコのままなので、紙ヤスリをかけてふらっとにしてやると・・・
表から見るとこんな感じにシャープになるのです~~
さて、バキュームフォームならではの欠点!
プラ板が一番伸びきったところが、異常に薄くなってしまうのであります!
本来ならポリパテなどで裏打ちしてやるのが定番なのですが、普段ポリパテを使わない人や、使ったことない人、あるいは臭くて家族からヒンシュクを買ってしまう人のために、ここではプラ棒で裏打ちする方法をとってみました(笑)
最近ではWAVEさんが、とてもありがたいテーパー付きプラ棒を出してくれているようで、このキットのようにテーパーがかったところに差し込むのにちょうど良かったりします~~~
プラ棒を差し込んだところを表から見ると・・・
接着剤をさしすぎて、少々ぐちゃってますが、これでパテ盛りやヤスリがけなども安心してできます。
角のエッジなどには、角棒の一角をヤスリで丸めてやって、止めるとしっかりとはまります。
で、後部のエッジ部にプラ棒で裏打ちしたついでに、なんとなくプラ棒を広い平面の中央に這わせて強度増して見ました・・・って、実はそれほど意味はないんですが、なんとなく安心感というか、そのままでも十分強度は出るんですが、見た目に不安というかで・・・(汗)
で、各プラ棒が乾いたところで、上下パーツが、合うかどうかの仮合わせ。
黒い線がぴったりくっついたら合格!
ほらね、最初にマジックでラインを引いておくと、ここまで便利なんですのよん。
アイディアひとつで、非常に効率アップするのですよん(喜)
しかる後、下面に版権表記の「Ⓒ円谷プロ」の文字部分がモールディングされていて、後々消す時に穴の開く可能性が微妙にあるので、万が一を考えてプラバンを貼っておきます。
(プラに厚みがあるので、基本大丈夫だと思いますが、こうしておけば穴が開いてもパテを詰め込めるので、ぜひやっておきたい作業なのです~~~)
そうしましたら、ここが“じうこモデリング”のツボであります!
とりあえず下面パーツをプラバンに貼り付けちゃいます!!!!
実はこうすることで、パーツに強度が出るんです!
みなさん、ぜひ試してみてください。 貼ってあるものと、そうでないものでは死ぬほど強さが違うのです~~~
それに、この作業にはもう一つの意味がありまして・・・
というのは、とりあえず置いておいて、プラバンからパーツ部を切り出します。
最初は固いものを切れるハサミで大まかに切ります。
はみ出しているところは・・・
Pカッターで外側に向けてなぞるようにして、コンマ何mmかを残すような気分で刃先を滑らせて行きます。
すると、こんな感じできれいに切り出せます。
でもって、ここまでできたところで、パーツの内側に黒サフを吹き付けます。
いやいや本当にこの黒サフは役立ちますね~~~~(苦笑)
ということで、サフが乾燥するまで一旦お休みです。
ここまでの作業時間は、バキュームフォームのキットに慣れている私で、約1時間半くらい。
初心者の人でも倍の時間はかからないと思う簡単な作業の積み重ねなので、根気の問題だけ。
飽きたら休みながらちょっとづつ進めれば誰にでもできるので、家の中でバキュームフォーム・キットが眠っている人は、ぜひ挑戦してみてください~~~
ということで、続きの作業は次回に持ち越しです~~~(笑)