日本の凋落は約束されていた | 人生プロジェクトのマネジメント日誌

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人生を一大プロジェクトと見立て、自己完成に向けて邁進する日誌

 

”なんとか言えよ!

どいつも、こいつも!”

 

と、

アタシはいつも呆れていた

 

日本のリーディングカンパニー

でのITビジネスの時代。

 

”何の為にコンピュータシステム

を構築するんだ?!”

 

そりゃあ、企業の方針のもとに

決定したのであろうけれど、

 

アタシに言わせれば、

その億単位の予算など、

 

三分の一ほどで十分で、

その構築期間も何年もかけるほど

のものではない

 

そう断定していたのです。

 

・システム対象製品の市場は縮小

・現状システム改善で十分

・新規システムは現状システムより劣る

・・・

 

そこの社員にいくら説明しても、

 

”決まったことだから・・・”

 

との返事が大半で、

 

”お前ら公務員か?!”

という輩ばかりで、

 

”なぜ上司に反論しないんだ!”

と警告しても、

 

言っていることの意味が理解

不能という救いようのないもので、

 

”こりゃ、ダメだわ。平目だわ!”

とつくづく落胆したものです。

 

もう13年ほども前の話ですが、

ちょうどその頃、

 

強烈な声がアタシの別の繋がり

から聞こえてきたのです。

 

”日本の製造業はすでに衰退

が始まり、やがて中国、韓国に

抜かれることは間違いない。”

 

”基礎技術の凋落が著しく、

そのあたりが蔓延している実態を

理解している者はほとんどいない。”

 

そして、

”中国や韓国は米国へ大量の

留学生を送って、その帰国組

が中核になろうとしている。”

 

という声まで直接聞こえてきて、

 

「日本の凋落は約束されている!」

 

とまで、

各人が断定するにおよび、

 

当時のアタシは、まだまだ

半信半疑、怒り心頭で、

 

”そんなことあるもんか?!

所詮、人まね、パクリの中韓に

何ができる。”

 

などと反発していたのですが、

 

しかし、それ以後の経過を見るに

この日本経済の急速な凋落は、

 

正しく、

アタシの周囲から聞こえた声をなぞる

ような経過となって今日に至っている

のです。

 

では、

そもそも凋落の原因とは何なのか?

 

思いをめぐらすと、

 

「核心は欧米従属=米国の保護国日本」

という敗戦以来の事実にあるわけで、

 

外交、軍事を「金と引き換え」に

米国に丸投げした!

 

ここなんです。

 

それが、

金融を基盤とした経済支配であり、

 

第一ステップは、

東西冷戦による兵站基地としての

日本経済の育成・発展政策

 

第二ステップは、

冷戦終焉後、ドル・石油体制を維持

するための、ドル防衛協力基金たる

日本経済からの収奪

 

という経過であり、

金融システム、経済法制、政党政策、

官僚政策等を「操る」ことにより、

 

結局は、

”ジパング=金づる日本”

に終始させられてきた。

 

アタシはそう確信している

のです。

 

さて、アタシは

 

中国も韓国も結局は、

欧米資本の政策に”翻弄されているだけ”

と、

 

見ていて、つまり

日本、中国、朝鮮半島については

 

歴史的な中国を中心とした

一大勢力としてのアジアの再編を

 

「絶対に許さない」

 

という連綿とした執念を明確に

感じ取っているのです。

 

おおきな、戦略、政策の中に

アタシたち日本は翻弄されていて、

 

それは、

周辺国の中国、朝鮮半島も同様

なのです。

 

しかし、ただ一国

それに抗して強固な民族的な闘い

を継続しているのが、

 

ロシアであり、

 

共産ソ連から民族自決を取り戻し、

徹底して欧米と対峙する強大な

国家としての力量は、

 

欧米支配というものの本質・素性

を完全に見通していることに由来

するもので、

 

歴史的闘争を戦い抜いてきた

民族にして可能なことではないで

しょうか?

 

いよいよ中東では、

 

守旧派米国(イスラエル、サウジ・・・)

ロシア、イラン、トルコ、シリア・・・

 

による戦いは決定的です。

 

EUもNATOも実質崩壊した

欧州と、内戦米国の寄り合い所帯

では、

 

イスラエルに勝ちはあり得ない!

のです。

 

米国トランプ政権が、

ロシア側に組していることも明白で、

 

結局は、

ロシアの歴史的な遠大なるアジェンダ

に組み込まれていると見た方が

自然です。

 

アタシは、

人工国家=米国、中国は破綻し、

 

ロシアの台頭、覇権で

ドイツ、フランス、イタリアの欧州大陸諸国

 

そして、

イラン、イラク等の中東諸国

 

さらに、

中国の分裂による再編を経て、

 

ユーラシアの時代の到来とみているのです

が、

 

さて、

この日本、それに対応できるでしょうか?

 

下手すると、

またぞろ属国なんてことになり、

 

今度は、

ロシアの属国なんてことを憂慮してい

いるのですが・・・。