自分の事は棚に上げて、
人を批難・批判する。
職業柄、
一つの企業(組織)の
事務システムやら生産システムを
手がけるアタシですが・・・・
思うに、
・相手のことも考える
・理解しようとする
・調和を重視する
つまり、
急くことなく大切に仕事をする。
お客様あっての商売ですもの。
ということが、
ここ10年の間にかなりの変化を
遂げていると強く確認できるのです。
明確に言えば、
労働と製品の質が落ちている
ということで、
その根本に、
”信頼関係の崩壊”
を見出してしまうのです。
こうですから、
現場と管理職・経営層の意識の乖離も
かなり進んでいて、
現場:
”何かと言えば、「任せている」と
言って逃げる。請負じゃああるまいし!”
管理職・経営層
”自分たちで責任を持とうとしない。
私は知りません。私の役割でありません。
もういい加減にしろ!”
とまあ、こんな具合で・・・
システムをまとめ上げるアタシには、
これらの人々の不満、鬱積が雨あられの
ごとく日々降り注ぐのです。
で、思うに
それぞれの人々に
解決の具体案がどこにもない!
これが普通の状況で、
アタシはこれをサポートすることに
なるのですが、
”じゃあお願いしますね”
などということが大変多くて、
”いったい誰のためのシステムなんですか?”
と言い返すこともしばしば。
そりゃあ、
非正規雇用が半数近くを占めている
状況で、
会社(組織)の為に、
お客様の為に
などというのは
”理想論だ!”
と言った人がいて、
日本も他国同様に、
”食って行くのに精一杯の国”
になってしまっていることは
事実として認めざるをえません。
振り返れば、
政治が植民地政治(傀儡政治)で、
日本の富の収奪に加担している
のはここ30年、顕著となっていて、
それは、
”太らせた豚を料理する”
ということであって、
それが、
経済の停滞、硬直化を急速に
促進して、
国全体が退廃的な雰囲気に
包まれ始めているという、
かなり、
恐ろしい結果となっている
ことを、
アタシは認めざるを得ないのです。
とにかく、
自分を守る=自己保存
が、
他者を非難・批判するという
風潮をはびこらせていると思うに
つけ、
結局、
・今だけ
・金だけ
・自分だけ
ということで、
これが、
現在の自公政権に結晶化されている
ということも紛れもない事実で、
政治が崩壊する(植民地政治)とは
こういう結果になるという
歴史法則は厳然として貫徹されている
のです。
と、言っても、
これも既に行きつくところまで行きついて、
これから20年ほどの日本再生過程が
すでに胎動しているということも、
間違いのない事実なんですけれど。