車が予定より早く部品交換が終了。
あ~あ、
明るい気持ちでディーラーへ。
で、
費用もセルモーター(エンジンスタータ)
交換、工賃で31,000円ほどで、
これも安くて安心。
さて、ディーラーから颯爽と発進。
ちょっと試運転・・・・
と・・・ところが
”あれ~エンジン警告灯が点灯”
運転しているうちに、
ガラガラというような音。
”こりゃ、ヤバイ!!!!!
ディーラーに引き返そう”
どきどきもので、
残りわずかの距離で信号停止。
すると・・・・
ボンネンットから煙(水蒸気)ワンサカ!
凄く焦げ臭く、
そして・・・・
運転席の警告ランプが全て点灯したかと
思ったその瞬間、
エンジン停止。
温度計(写真の左端のメーター)
が振れきって異常高温に。
オーバーヒート!!
国道で停止してしまったのです。
ボンネットを開けて、
三角表示板を取り出し、ウィンカーを点滅させて
こんな状態に。
先週の土曜日同様に、
保険会社のロードサービスに電話して、
レッカー車を手配。
この間、40分ほど。
この時間で感激する出来事が!
国道の中心寄りに出ていた
アタシの車を、
”車押して脇まで移動しましょう。
手伝いますから。
レバーをニュートラルにして下さい。”
と言い、
お父さん、息子さん二人の親子三人
が手伝ってくれました。
おかげ様で、
車は安全な位置に停車。
助かりました。
と、そうこうするうちに、
”お暑いでしょう。これ飲んで
下さい”
と、
冷えたお茶のペットボトルを
40歳くらいの女性が。
その方のナンバーは大分ナンバー。
多分、お盆で帰省されていたのでは?
しかし、
見も知らぬアタシに立て続けの親切。
そうそう、
先週の土曜のエンストの時も、
”バッテリー上がりならスターター
もってますからやりますよ”
と声をかけていただきました。
”アタシたち日本人は親切だな~。
困っているとさり気なく手を差しのべる”
本当に感激しました。
さて、オーバーヒートの原因は、
ラジエーターキャップの老朽化
により制御が利かなくなって、
冷却水漏れ → オーバーヒートに。
余りオーバーヒートすると、
エンジンが損傷してしまうので、
この当たりはドキドキもの。
ディーラーは発見できなかった
ためかかなり落胆していた様子
でしたが、
アタシは仕方のないことだと
思ってます。
ええ、
アタシも技術屋なんで、
こういう方面は理屈だけじゃあ
ないこと知ってますから・・・
ラジエーターキャップの交換も
終了し、
今は無事に動いてますが、
徐々に走行テストしていきます。
山のぼりして
温度計に異常がなければ
あらかた合格。
次は高速道路の高速走行。
ここまでやって合格なら安心です。
アタシの車はトヨターマークⅡ。
ずっと乗り続けて故障というものが
なかったのです。
今回も消耗品の老朽化ですから
故障の部類ではありません。
乗り続ける理由は、
直列6気筒にこだわっているわけで、
今や国産ではこのエンジン搭載車
は販売されていません。
唯一あの、BMWが依然として
販売しています。
ええ、直列6気筒はBMWの看板
なんです。
アタシの車は、
トヨタの最高傑作といわれるJZX100
という6気筒エンジン。
開発はあのヤマハです。
なにせ、
エンジンは頑強で、静粛、振動が少ない。
高速での加速は実に素晴らしく
もう虜になってしまうのです。
しかし、このエンジン
重いため燃費が稼げない、
車のフロントが長くなる
等のデメリットがあるのです。
そこで、
国産車では姿を消しました。
しかし、
走り屋のアタシは熱狂的な
この直列6気筒の支持者なんです。
この車は手放すわけには
いかないのです。
走行距離もまだ14万キロ後半。
40万キロは走りますよ、この
エンジンなら・・・。
ということで、
2週にわたる愛車のトラブル。
部品の老朽化でよかった!!