ジャーナリスト、むのたけじさん | 人生プロジェクトのマネジメント日誌

人生プロジェクトのマネジメント日誌

人生を一大プロジェクトと見立て、自己完成に向けて邁進する日誌

 

アタシが尊敬する人に、

ジャーナリスト:むのたけじ さん

がおられました。

 

本当に残念なことに、

8月21日に老衰で他界されました。

 

敗戦と同時に朝日新聞を退職し、

反戦を生涯貫き通したこれほどの

ジャーナリストが日本にいたのです。

 

奇跡は望むものではない。

ほしいと望むものを自分たちが自ら

つくるものだ。

 

それを求めるなら、

まずあきらめること自体をあきらめることだ。

 

どんな時でも希望は、絶望のど真ん中にある。

 

彼の言葉は勇気を与えるものばかりです。

 

亡くなる前の101歳で収録されたインタビューです。

鋭い指摘と、私心なく社会を思う気持ちがひしひし

と伝わるすばらしいインタビューです。

 

その収録の最後には

 

誇りをもった人間でなければ、

今の娑婆ではつまらないね。

自分自身にきちっと誇りを持っている人間が、

初めて他人を尊敬し、他人をまともに受け止

めうる。

 

そういう人間が少なすぎる。

なんか知らんが自分自身を安売りしたり、

諦めたり、可能性も試さずにもうダメだと、

 

そういう風に権力が仕向けたんじゃない。

 

むのさんがおっしゃる誇りとはどのような

ものですか?

 

人間であることの誇りですよ。

 

だって、あなた考えてみたら、
地球上の73億の人類の中で
あなた一人でしょ。

 

同姓同名が他にあっても。

あなた一人しかいないもの。

宇宙の中で、人間で。

 

そしたらそれに対して誇りを
もたなければダメじゃないですか。

 

それを自己卑下してみたり、
自分で自分の悪口を言ってみたり
してごまかしている。

 

ここなんですよ。
ここはすぐ直せるんじゃない。

 

私は人間だ、
かけがえのない存在だ。

 

一回、一生に一回きりの命だ。
納得いくように生きようと。

 

思うだけで変わってくるじゃ
ないですか。