顕在意識、潜在意識 | 人生プロジェクトのマネジメント日誌

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言っていることと、
やっていることが違う。

よくあることだ。

顕在意識と潜在意識の違い!

事、その場に及べば、
やはり潜在意識が先行する。

潜在意識は、
 ・人の本音
であり、
 ・人の習慣の定着
だ。

善きにつけ、悪しきにつけ
人はこれに左右される。


例えば、

・ブランドなんか!と反目して
 いたのに、
 いざ、買う段になるとブランド
 を選ぶ、

・年上の人とつき合おうと
 思っていた女性が、
 いつも、年下の男と付き合う、

こうあらねばならない、という
のは表層の顕在意識であって、
論理的、理性的という領域では
ないでしょうか?

しかし、この顕在意識が希望、
欲望、怨恨、諦め・・などを継続的
イメージした場合、これは習慣に
深化して、健在意識に沈着する
のではないでしょうか。

物で言えば、素材、原料からでき
あがった製品という感じでしょうか。

その製品を潜在意識という棚に
在庫しておく・・・

ですから、
人が咄嗟に物事を決定する場合、
潜在意識という棚から在庫製品を
選びとるのではないでしょうか。

本音とか、あるがままにというのは
潜在意識で動くということを言ってい
るのだと思うのです。

こうしてみると、
”考える”ということは実に重要な
ことだということになってきます。

日常の顕在意識で考えて、
それが、継続、習慣化されて、
言葉+イメージで潜在意識に沈着
し、咄嗟の行動を左右するという
プロセスだと考えます。

コンピュータの5大機能に
当て付けて考えると、
 ・入力(健在意識)
 ・記憶・制御・演算(健在意識)
 ・出力(事態への対応)
という感じでしょうか。

今ある自分は、過去の自分が
創り出したものというのは、
この関係でかなりスッキリ理解
できると思います。

言っていることと、やっていることが
違うというのは、
入力と出力が違うということを言って
いるのであって、

それは、
 言っていること=健在意識、
 やっていること=潜在意識
であって、きっかけは、健在意識
ですが、そのジャンルの健在意識
が出力されるということなのだと
思います。

そうであると、日頃の研鑽とか、
修養というものの意味がぐぐっと
現実的に理解できるのではないで
しょうか?