第16回1級キャリアコンサルティング技能検定試験まで、

あと70日となりました。

 

(…そんなこと書かないで…焦ってしまう。。。)

といった声が聞こえてきそうな感じもします。

 

あまりみたくないこと、

触れたくないことかもしれませんよね。

 

大人になっても、

こんなにも緊張や焦る感じを体験しなければならないなんて、

と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そして、それほど、この1級キャリアコンサルティング技能士という資格は、

キャリア形成支援者にとって、自己の中で大きな意味を持つこともあり、

素直に合格を獲得した時の喜びは、半端ない感動と嬉しさを覚えるものだと思います。

私も自分だけでなく、たくさんの方のそうしたメッセージを通して実感しています。

 

あるとき、

こんなお話を語ってくれた方がいらっしゃいました。

 

「すごく頑張って頑張って…それでも結果がダメだったら落ち込みそう。

だから本気になれない、頑張れない自分がいるのかな…」

 

この心理、そのときの私にはわからない状態だったかもしれません。

いや、わかるのだけれど、そんなに私自身は、

それほど自分のことを自分で守りたいとは思っていなかったのかもしれない。

 

しかし、心理学や教育学を学び重ねていくうちに、

人の動機には、成功したい・達成したいという欲求があり、

その見方を感じ方を変えれば、失敗を回避したいという欲求があることもわかっています。

 

例えば、このふたつの心理は、意外と対立しやすいのだということを、

自分の学習経験をも踏まえ、自覚できたことがありました。

 

そしてその成功したい、達成したいという意欲よりも、

失敗して傷つくことを避けたいな…という失敗回避の動機が、

本当に大きく上回ってしまっている状態があることを考えたものです。

 

これは、個人が目標に向き合っていく際の、

接近モチベーション、回避モチベーションの理論などでも示されていますよね。

 

少し表現を変えると、自尊心を守りたい心理という側面が、

回避への動機を向上させていく構造があるのかもしれません。

 

一生懸命に努力して悪いことなどない…

なんていう言葉は、当たり前に知っている、

また、そんな経験の一つや二つはあるのかもしれません。

 

しかし、今、そう入り込めない自分がいる。

またそんな状況ではないという事情もあるのかもしれない。

 

大人の学習というものは、

それぞれの諸事情などから、学習をスマートに進めさせない、

なにか阻害要因的なものが、目の前に立ちはだかることもあると思います。

そんな諸々が相まって、回避への動機が高まっていく。

 

そうしたとき、自分自身やそもそもの起点を静かに振り返りながら見守ってみることも、

接近モチベーションを緩やかに立ち上げていく糧になることもあるのかもしれません。