第16回1級キャリアコンサルティング技能検定試験の受検申請受付期間が、

あと1週間ほどとなりました。

受検を予定されていてまだ申請をしていない方は、

お手続きを忘れることのないよう、

なるべくお早めに手配されることをおすすめいたします。

いろんな出来事が多すぎて、

毎日、なんだか落ち着かない感じで過ごしていることもあるのではないでしょうか。

そんな時、特に月日が経つのが早いものです。

 

毎年、受検申請を忘れてた…涙

という方が、私が知る人だけでも数名いらっしゃいます。

本当に気をつけてくださいね!

 

さて、本日の記事ですが、

「論述問題を解く方法や定説的なもの」

というなんとも意味不明なタイトルです。

 

実は「その知見の弱さ」という挑戦的な表現にしようかと思ったのですが、

少しそれは偏りすぎだと考えて変えました…苦笑

 

1級を目指す人には、

キャリア支援専門家として、ベテランの方や熟達者の方が多いのかもしれません。

すると、巨人の理論、基礎中の基礎を知り尽くしているかもしれませんし、

また実践的にそれを応用していることと思います。

 

興味深いこととして、

(そういう時はこうするんだよ)

といった指導というか、アドバイスや助言をしていることがあります。

 

熟達者になったり、1級を取得したりすると、

そうしたものを言う立場になることもあるのだと思います。

 

ただこれは、その人が持つ方法論や定説的なものが知見となっていて、

これをよかれと思って他者に教えているということになりそうです。

 

このような現象は、あらゆる場で起こっていると思います。

 

キャリアコンサルタントが集まる場に絞ってみても、

 

例えば…

 

技能検定試験対策のハウツー的視点を教えこむような講座では、

講師や先輩的立場の方から、受講者に対して行われやすい。

 

はたまた、スーパービジョンのような場面でも、

バイザーの立場の人が、

バイジーに対してそのようなかかわりを行うこともあるそうです。

 

養成講座などでも講師が受講者に対してそう言う態度をとるかもしれません。

 

つくづく大事だと思うことなのですが…

 

心理支援職の技能的な発達に関する研究でもまだまだ発展途上だそうです。

既存の教育や方法、定説とされる知見でも、

すべての初学者等に対し、有用とは限らない現状があるということです。

※割澤(2017)からの私の見解です。

 

つまり、

どれだけの熟達者水準になっても、

自己の持つ知見を神聖化し過ぎず、

熟達者自身が、主体性をもって学びを求めていくということが、

必須ではないかと思うのです。

 

自分が正しいと思っている方法や定説に他者を当てはめることなく、

その当てはまらなさ(一定の不快感みたいなもの)を、

自分自身の中で発見として、

能動性をもった学びに変えていくしなやかさが重要なのだと考えます。

これは指導者の立場を担う者としてとても重要なことではないでしょうか。

 

目の前の学習者に対し、

ロールモデルとなるような認識を磨きたいところです。

 

こうして考えてみると、

論述問題はどのように考えられるでしょうか。

 

相談者が訴えた問題は何か?

相談者が問題解決するために取り組むべきことは?

事例相談者の相談者への対応の問題は?

 

論述設問に対して、

どこかの誰かが(こうしたらいいよ)(こう書くといいよ)と言っていたとしても、

それをそのまま鵜呑みにする、

絶対視することが、なくなっていくのではないかと思います。

 

たとえ試験対策としてでも、

こうした根本的なところから見つめ直してみることも面白いことかもしれません。