今日からいよいよ9月がスタートしましたね。
私が住む福岡では、まだまだ蒸し暑い日が続きそうです。
9月といえば、このブログをスタートしたのが、
2016年9月22日です。
この頃の記事は非公開にしていますが、
今もブログの下書き機能に眠らせております。
過去問も使用許諾期間がありますので、
過去3回の分までしか扱ってませんが、
それ以前の過去問を扱った記事について、
全て下書きモードで大切に保存してあります。
改めて2016年、2017年あたりの記事をあれこれ振り返って読んでいますが、
我ながら、面白い着眼点をもった記事を書いていることもあり、
10年前の私に一言メッセージを送ってみたい気もします。
いつの日か、無礼講という時期がくることがあれば、
2016年9月22日からアップしていた記事を一挙に公開し、
読者の皆様に改めて楽しんでいただけたらなぁ…と思っています(苦笑)。
なお、CVCLABの活動自体も、
このブログと同じ2016年9月からスタートしています。
当初は私自身が某法人(株式会社)で取締役を務めていた兼ね合いから、
3年間ほど、個人事業主としてダブルワーク活動をしておりました。
2019年からは、所属していた会社の事情等もあり、
CVCLABを法人化し、
それまでお付き合いいただいていたメーカー様も、
新たな法人組織であるCVCLABとの契約に切り替えてくださいました。
おかげさまで、
現在も、そのメーカー様とは強固なパートナーシップをとっています。
今更ながら、60歳という年齢を超えても、
自分自身が現役で会社を経営し、そしてキャリア形成支援者であり、
さらには社会人大学院生をやっている。。。
これは想像していませんでした。
特に、1級受検者様への試験対策サポート活動が、
これほど、この業界に意義をなしているということ、
また、ご縁をいただいた諸団体・組織での講師業の活動、
ありとあらゆることに挑戦させていただける、
そんな精力的な活動が続けられております。
全ては周囲の方々に支えられているのだと実感いたします。
そもそも一人でできることなど何もない。
全ては周囲の人によって、自己の存在に意味をなし得るということでしょうか。
さて、冗長的な記事になりましたが本題です。
タイトルの通り、
1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験において、
5問の設問があります。
中でも、配点が一番低いのは問1(10点)ですよね。
過去問では、
「相談者Aが訴えた問題は何か、記述せよ。」
という問題です。
一見すると、事例問題なので、
事例を読んで答えればいいと認知処理をしてしまいそうです。
複雑に、難しく、そう考えることが面倒だったり、
もっと単純明快に考えたい…といった感覚を活かす場合もあります。
人は認知の倹約家とも言われます。
いろんなことを一度に並列的に処理していくことは大変ですから、
いかに単純に処理していくか…の方が効率的でもあります。
本当にそれでいいのでしょうか。
10点だから適当なところで深く考えすぎないように短時間で処理しちゃえ!
みたいなことで本当にいいのか…ということです。
少なくとも、1級の事例問題は、これまで必ず、以下の前提が記されています。
「次の文章は、事例相談者(B)が相談者(A)とのキャリアコンサルティングについて事例指導をうけるためにまとめたものである。この事例を読み、以下の問いに答えなさい。」
Bというキャリアコンサルタントが書いた事例記録ですよ!
という前提です。
指導者は、Bが記録に書いたことを鵜呑みにして、
それを元にAが訴えた問題というものをそのまま文字に表せばいいのか。
それを要約すればいいのか。
そうではないはずですし、
事例指導の実技としての試験ですから、それではまずいでしょう。
相談者Aが訴えた問題を考える前に、
事例問題の事例自体が、事例相談者Bが事例指導をうけるためにまとめた記録という前提なので、
事例相談者Bと相談者Aとの間に何が起こっているのか、
文脈から多角的、多面的に関係性を浮かび上がらせていく必要があるはずです。
つまり相談者Aが「〇〇は嫌です」と記録にあったとしても、
その言葉の記述だけを切り取って時期尚早に理解するのではなく、
相談者Aが事例相談者Bとの関係の中で、
なぜそのように表現したのか…を考える必要があります。
さらには、相談者Aの語りや反応を、
事例相談者Bがどのように受け止め、見立て、記録したのか。
そこには、二人の関係性や事例相談者Bの認識が
何らかの影響を与えている可能性もあります。
ここで何を書きたいかというと、
記録の文字情報を平たく読むのではないということです。
論述試験直前になって、こうした訓練や対策はなかなかしんどくてできません。
試験前は、いかに時間内で少しでも余裕を持って解答を書き上げていくか、
そんなところに焦点が当たる時期かもしれません。
でも、今だからこそ、
そんな枠組みを外して、もっと自由に発想をひらかせ、
豊かな仮説をいくつも複数立てながら、その根拠を明確に示すことに注力していくこと。
そんなワークを繰り返して磨くことで、
実は試験本番でも、さらに洗練された自己の発想が立ち上がってくることもあると思うのです。