一昨日、そして昨日と、
連日、オンラインでの講座を開催いたしました。
火曜日はCVCLAB主催の1級対策講座、昨夜はJCC主催の特別講座でした。
双方、1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験問題
を活用しての学習なのですが、CVCLABでは第14回過去問、
JCCでは第15回過去問を使っての講座となっています。
特に、CVCLABの方では、
自己評価シートを受講者様に作成しご提出いただくように促していることから、
皆様の理解のあり方、感じ方、
また受講者様それぞれの中でどんなことが起こっているのか、
リアルに伝わってくるものがあります。
※自己評価シートのご提出は任意としています。
講座の実施最中には得られない感触でもあり、
また、受講者様の感覚を理解していく上で重要なメッセージにもなっています。
興味深い話題を少しだけ取り上げてみます。
技能検定試験の公式ホームページから、
「1級実技試験 採点官、面接試験官から観た受検者の傾向」
を過去3回分閲覧することができます。
その中で論述について
「網羅的に書かれていない」
といったニュアンスの指摘があるとします。
※実際にあるのですが…。
この網羅的という言葉を、例えば、
問題を網羅的に書く=問題を複数列挙して書く
問題を網羅的に書く=評価区分や面談の流れ通りに置き換えて全て書く
というように認識されている場合があるようです。
これは技術的合理性が起動していたり、
チェックリスト的発想で、解答を考える側が落ち着きたいだけなのかもしれません。
この認識や解釈というものは、
「1級実技試験 採点官、面接試験官から観た受検者の傾向」
に示されたメッセージの意図するところなのでしょうか?
量的な網羅など求めていないでしょう。
指導者を目指すものとして、
実技として、考えなおしてみることも大事だと思います。
私がここで表現したいことは、
一例を挙げると、問題をひとつ示すごとに、
なぜそれが問題だといえるのか、
キャリアコンサルタントBとクライエントAの二人の間のどの段階で問題が起きているのか、
どうしてその問題が起きたのか、
こうしたことを、全て文字で記述したいものです。
採点官が示している網羅的という意味は、
そういうことではないでしょうか。
数多く列挙しなさい…なんてことは問われていないはずですし、
そもそも、問題の根底はつながっていることもあり、
事例問題の記録内容から、あれこれ問題事象を挙げたところで、
表層的な捉え方になってしまいます。
網羅的というワードの意味を、
問題を網羅的に書く=問題を複数列挙して書く
問題を網羅的に書く=評価区分や面談の流れ通りに置き換えて全て書く
といった具合に量的や型式に解釈されてしまうことなど、
実は想定外のことなのかもしれませんね。