12月14日(日)に実施されるキャリアコンサルティング技能検定試験まで、
いよいよあと30日です。
特に 1級キャリアコンサルティング技能検定試験を受検される方にとっては、
年に一度の貴重な機会。
受検料もこれまで以上の金額であることから、
受検される方にとってその重みはさらに増すことと存じます。
今年度第15回1級試験に挑戦される皆様が、
これまでの努力を信じながら活かし、
納得のいく結果が得られることを心から願っています。
さて、今回の記事では、
1級実技論述試験に向けての準備について、
少し具体的な課題等に触れてみたいと思います。
ありがちなこととして
《解答の型を覚えて量産する練習》
《解答のフレーズを暗記し書き慣れていく練習》
《文字を詰めて書く練習》
こうした行動はこの試験であまり歓迎されない取り組みの一つなのかもしれません。
※例え、過去にそうした方法で合格したと豪語する方がいたとしても、
その取り組みによって合格したわけではないということを理解できることも大事かと思います。
1級は思考のプロセスを評価される試験でもあるはずで、
暗記の再生産や誰かの書き方を真似たのでは、
概念化の深さや支援意図・個別性の反映が欠如すると思います。
例えば何かの型を解答に当てはめようとすると、
事例の個別的理解より「書く作業」が優先になり、
核心からズレる可能性が高まるでしょう。
その解答を客観視すると、
型の押し込みは正直一目でわかりやすく、
内容に血が通っていない解答と読み取れることがあります。
文章のテンプレート、使い回せる決まり文句、
ありがちな専門家の神聖化した表現、
これらの記述は、
実技としてあまり意味がみえないかもしれません。
論述問題の事例をあなたはどう読み、
そして事例のどこから課題をどう抽出するか、
その主体が誰で、その支援の意図をどう組み立てるか、
そうしたプロセス等を自分の言葉で整理する、
ということが実技論述試験として重要だと思います。
必要なのは「型」ではなく「思考プロセスの整理能力」で、
個別事例に対して、
そこにまたそれぞれ受検者の個別性が発揮され、
その諸作用から意味づけられていき、
事例指導の支援の意図までを言語化する力が大切です。
この1ヶ月でまだできることがあると思います。
だからこそ再現可能な順番に整える思考訓練が必要で、
論述問題の解答の書き方等を覚える、磨くのではなく、
考え方を磨くということに専念してみてはいかがでしょうか。
これが受検を成功させる鍵でもあり、
また、意義ある訓練方法なのだと考えています。
「暗記型の型」ではなく
事例理解のプロセスを整理し、意図を明確にすること。
1級論述では特に思考プロセスを重視して、言葉が伝わる構造と、
当てはめ型の構造は本質的に別物であることを真に理解しておく必要があると感じます。
考える順番を自分の言葉で整理できるようにしていくことを訓練したいものです。
これは、あと30日間もあれば、
それぞれ今以上に磨くことができるはず。
ロールプレイを通じてでも、ノートに思考を描いていくことでも、
なんでも学べる機会はたくさんあると思います。
1級合格に向けてできることは全部やってみてほしいと思いますし、
何かを学ぶことや行動することに無駄なことなど一つもありません。
もし、1級を目指している中で自己の成長に向けた手がかり、ヒントが見出せないという方は、
ぜひ、一度ホームページから一言お声がけください。
※すぐにお返事できないこともございます…汗
もしかしたら個々の中で何かしらざわつくものが生まれるかもしれません。
それは受検にも活きてくるのではないでしょうか。