本日よりキャリアコンサルティング技能検定試験の受検申請受付が開始されました。

受検予定の方は受検申請を忘れずに行なってくださいね。

※ご丁寧に受検の申請ご報告をくださった方々、

リアルなメッセージを送ってくださりありがとうございます。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

さて、昨夜【ACCN通信】9月16日がACCN会員様にメールにて届いているかと思います。

そのメールの支部イベント(抜粋)項目に、

▶︎10/13 オンライン「キャリアコンサルティングを共創する対話セッションを考える」

が記載されています。

 

なお、メールには九州・沖縄と記されていますが、

このイベント自体はオンラインで行われますので、

全国の方にご参加いただきたいと思っています。

 

このイベントのテーマなのですが、

「共創」というワードをあえて選択した理由があります。

※私がこのワークの進行役を担います。

 

そもそもこうした学びの場は、

キャリアコンサルタントをするひとの利益のためというよりは、

学びを通じて、相談者への相談力が向上したり、

事例相談者への支援力が向上したりすること、

すなわち、相談する人が利益を得られることが重要だと思います。

 

それはどちらか一方が何かが学べたらいいわけではなく、

相互的な作用をお互いに建設的に得られていくことを目指し、

自己のスキルを磨くことが重要だと考えます。

 

キャリアコンサルタントのための何かではなく、

キャリアコンサルティングを共創するという視点から、

共に考えを深めていくセッションを目指しています。

 

このイベントのACCN主催者様から

「あと3名様で満席です」とお聞きしました。

ご都合の良い方は、ぜひご一緒に楽しく学びましょう!

概要は以下のとおりです。

  • 日時:2025年10月13日(月・祝)13:30~16:30(13:15~入室開始)
  • 会場:Zoomによるオンライン開催
  • 対象:ACCN会員、未加入のキャリアコンサルタント資格保有者(支部外の方も歓迎)
  • 定員:30名(本日現在あと3名様だそうです。)
  • 参加費:ACCN会員 2,500円/非会員 3,500円
  • 申込締切:2025年10月1日(水)
  • 申込方法:https://eventregist.com/e/BQqNSHmPdUVh

 

キャリア形成支援は、相談者と支援者が共に意味を紡ぎ出す営みです。

事例指導の場面であれば、

事例相談者と事例指導者が共に意味を紡ぎ出す営みです。

 

一方的に何かを学ぶのではなく、

相互の関係性の中で生まれる「共創」がその核にあります。

ナラティブ・アプローチやキャリア構築理論などでも、

語り合いの中で未来の可能性を見出していくことが重視されており、

支援者は「導く人」ではなく「共に考える人」として位置づけられています。

 

そのように考えてみると「支援者のためのセミナー」という表現よりも、

私たちの思考や行動の枠組みをつくるものだからこそ、どんな表現を選ぶかが、

あらゆる支援のあり方に影響を与えるのではないかと思うのです。

 

日々支援に向き合っている方々と一緒に、

キャリア形成支援の奥深さや豊かさを見つめ直すための、

小さな問いかけとして書いています。

言葉の選び方に少しだけ意識を向けてみることで、

支援の風景がより広がっていくなら、それはとても嬉しいことです。

 

そして今夜は、日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)主催の

1級キャリアコンサルティング技能士による事例指導講座がオンライン開催されます。

ご予約いただきました方、どうぞよろしくお願いいたします。