今夜は、オンラインにて、
1級キャリアコンサルティング技能検定・実技論述試験の対策講座を開催いたします。
9月のオンライン講座プログラムは本日が初日です。
先月とは異なる初見事例をご用意し、
今朝、受講予定の皆様へメールにて事例データをお送りいたしました。
限られた講座時間の中で、その場で考えるリアルな感覚、
そして周囲のメンバーとの意見交換を通じて生まれるフィット感や、
時に生まれ感じるズレ感。
そうした臨場感を、ぜひ味わっていただきたいと思っています。
このようなワークには、ある種の不快感が伴うこともあります。
しかし、それこそが自己の成長に直結する体験であることを、
ぜひ実感していただきたいのです。
※学びとは、ある種の不快感を伴うものです。
ひとりで事例と向き合う時間とは異なる体験が得られ、
この積み重ねが、実際の実践や論述試験の場面でも役立つことにつながっていくと考えています。
本日ご一緒いただける皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回の記事のタイトルについて少し触れておきます。
1級論述試験の各設問と、その記述内容との関連性について、
時に、事例相談者の育成的な視点から離れてしまっていると感じることがあります。
事例相談者がどのように成長していくのかが見えない論述は、
事例指導の実技として、少し勿体ないものになってしまうかもしれません。
2級キャリアコンサルティング技能検定・実技論述試験においても、
先日ご紹介した「2級実技試験 採点官・面接試験官から観た受検者の傾向」では、
「目標と具体的な方策が問1・問2との関連性に乏しく、方策も一般的で、
その方策が目の前の相手にどのような効果をもたらすのかという視点が欠けている」
といった指摘がありました。
1級では、事例指導の場面を想定した設問であることを忘れず、
2級の自分のプレイヤー視点だけでなく、
すべての問いにおいて指導者(受検者)視点をどう取り込むか。
その基盤となるのは、事例相談者Bという主体者がいて、
その人がキャリア形成支援者としてどうみているか…
実は、事例指導者のこの理解の度合いが全てだったりもします。
事例相談者への成長的な関わりにつながるようなセンスを磨き続けることが、
本物の実践力となり、指導レベルキャリアコンサルタントとしての
合格水準に近づいていくのだと思います。
どんな事例にも当てはまるフレームワークだけで導き出した解答は、
どこか素っ気なく、結果として皆が同じような記述になってしまうこともあります。
柔軟性、応用力、緩やかさと優しさ。
ご自身が持つ唯一のさまざまな触覚を研ぎ澄ませて向き合いたい、
1級キャリアコンサルティング技能検定実技試験はそんな資格試験だと思います。