4月に入り、あっという間に1週間が過ぎたように感じます。
気温が低いところでは、これから桜が楽しめると思いますが、
例えば、私が出張でご縁のある主なエリア(東京、神奈川、大阪など)では、
ほとんどの地域で桜の時期が過ぎようとしています。
※ほぼ花びらが散っているところもあります。
お昼間の気温も20度を超える日も増え、
徐々に夏の季節を感じるこの頃です。
なんだか春があるようでない感じもしますよね。
さて、CVCLAB主催2025年度1級キャリアコンサルティング技能検定実技
(論述・面接)試験対策講座の説明会の開催もあと4日間と迫ってきました。
おかげさまで全ての回が定員数に達しており、
改めて1級技能士、そして事例指導等について、
さらなる関心の高さがうかがえます。
試験に挑戦し続けている方、また新たに挑戦しようとしている方、
それぞれご自身の学びのあり方を模索されていらっしゃるのだと感じています。
CVCLABでは1級試験対策講座説明会に、
例年1級ホルダーの方にもお申し込みをいただいております。
CVCLABの講座内容が単に試験対策だけに終わらないプログラムであることが、
ある意味、感じていただけているのだと思います。
これは私が講座を開催する当初から願っていたことでもあり、本当に心から嬉しく思っています。
1級を目指す人にとっても、
1級ホルダーの方が一緒に同じスタンスで学びを共にできることは励みにもなることがありますし、
また、1級ホルダーの方にとっても、
指導レベルキャリアコンサルタントとしての自覚をくすぐられることもあったり、
そこにつながるリアル学習体験ができることも善き刺激材料にもなるはずです。
現在、私が指導を受けている先生の言葉に、
"学習は社会を変えるが、同時に、学習は個人も変えうる。"
という表現があります。
学びを重ねていくということ自体が、
人生様々な予期せぬピンチを乗り越えながらチャンスを巡らせるきっかけを得るということにつながると言われます。
学ぼうとする行動自体が、
そもそもまた新たな挑戦でもあり、
それはまた新しい瞬間、体験をうみ出すのだということです。
単に同じことの繰り返しではないということですね。
私たちキャリアコンサルタントは、
その多くの方が忙しい仕事や生活等を担いながら学びに取り組むことになります。
自己内で奮起させ高いモチベーションを導き出していたり、
自己の体験や代理体験等から成功をイメージしたりすることができます。
こうした学習機会は、自分の力だけで起こせるものでもなく、
様々な要素がそこに積み重なっているのだと考えます。
この週末に開催いたします説明会が、
皆様にとってそうした力を支えていくような場になることを願い、
皆様との出会いを心から楽しみにしております。
さて、昨日書いた記事が思いの外、やや反響があったので、
簡単なまとめになりますが、今回も引き続き、実技面接試験についての疑問や悩みに触れてみます。
一例にはなりますが…
・ロールプレイ導入場面でつい雑談的なことを言いたくなる(最初の雰囲気づくりをしたい)
・自己紹介が長くなる、長くしたい、バックグラウンドを示して安心させたい
・自分の専門領域や理論的立場などをどう示したらいいのか考えている
・「民間の相談機関等において」と記されているが、その前提でロールプレイをするのか
・ケース説明をどのように促せばいいのか(相手に読んでもらうのか、自分が読むのか)
・目標設定をしなければならないと考えている
・問いかけて思った通りの反応がないと慌ててしまう
といったものがあります。
読者の皆様はいかがでしょうか。
こうした疑問や悩みみたいなものが自分の中で生まれるということは、
そもそも「自分」に向いているのかもしれません。
相当に雑な表現をすると、
(なんにも考えない方がいいのでは?)
という言葉が適当なのかもしれません。
勿論、なんにも考えない…
といったって、人とお話しをする際にそれは失礼かもわかりません。
ですから、
そのくらいのつもりで、事例相談者に会う前からわざわざ自分を苦しめなくてもいいのではないか、
といった感じでしょうか。
本当の事例指導の場面でも、そのような細かな自己戦略ばかりを考えていたら、
相手を見失う可能性があり、
お互いにとっても実にもったいない感じです。
これも講座説明会で取りあげたいと考えていますので、
参加いただく方は、ぜひなんとなくご自身でも考えておいていただけると、
説明会での学びがより楽しくなるかもしれません。