1級キャリアコンサルティング技能検定実技面接試験では、

例年、最初に1分程度の自己紹介を行うことが示されています。

 

この自己紹介について、諸説あるように伺いますが、

あまり神経質にならないようにしたいものです。

もちろん、気になってしまう方もいらっしゃると思いますので、

仮の仮ということで、

1分間程度で示すことのできる自己紹介の例を表現してみたいと思います。

※はなし言葉として標準的なペース(速度等)や間合いを加味して表現しています。

 

「こんにちは。小林幸彦と申します。どうぞよろしくお願いします。

私は〇〇年ほどキャリアコンサルタントとして面談を担当し、

現在スーパーバイザーとしても経験と学習を重ねているところです。

普段は契約企業の特定部署からの依頼を通して相談を受けることが多いのですが、

最近は需給調整機関や教育機関からの紹介で相談を受けることや、

キャリアに関するセミナーを開催することも増えてまいりました。

相談をしてくださるその人に焦点を当て、

その多様性や個別性を理解できるように心がけています。

本日は〇〇さんの今後のよりよいキャリアコンサルティング実践に向け、

意義のある時間を創造できるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。」

 

あくまで一例です。

真似しないでください。

真似はしたくないと思いますが。。。汗

 

ここでお示ししたかったのは、

この文量で平均1分間ほどとなるということです。

 

これ以上に情報量が多いと、

自己紹介を聞いている事例相談者にとって負担になることも想像されます。

 

「自己紹介しますね」「自己紹介しましょう」

といったことを宣言するのもわざわざという感じもしますし、

余計な言葉等は断捨離して、なるべくスリム化した方がいいのかもしれません。

 

30分間という時間の中でのロールプレイですから、

早速、本題に向けて話し合った方がいいということもあるのです。

 

随分前のお話しになりますが、

私の場合は自己紹介など緊張のあまり忘れてました…苦笑

※直近でも1級に合格している方からいただいた報告では、

「自己紹介は自分の名前と活動領域だけを告げてさっさと事例相談者へ話しを向けました」

といった内容も多いです。

 

事例相談者にとって、

事例指導の面接時間の中身が大事なのだと思います。

できる限り身軽にして、試験に臨んでいけるといいですね。