早いもので、明日から11月がスタートいたします。

朝晩はすっかりと冷え込むようになってきたこの頃、

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

12月8日の1級キャリアコンサルティング技能検定試験(学科・実技論述)まで、

あと38日間となりました。

 

受検まで1ヶ月以上ありますので、

それぞれの方にとっての学びの積み重ね、

そして受検に向けての準備としてできることがあるのだと思います。

 

そして何より基礎になることは体調管理。

日々、質のよい睡眠を心がけてほしいと思っています。

 

偉そうなことを書いていますが、

私自身、月末を迎え、特に仕事が立て込んでいてここ最近なんだか落ち着かない感じです。

時間に追われてしまうことも多いのですが、

毎日120分間ほど、ウォーキングがてら、

外を歩いて景色等の変化を感じられる時間を日々設けるようにしています。

 

さて、今回の記事では、

他者との異なりなどから得られることについて、

ひとつの考えを文字に表現してみたいと思います。

 

1級キャリアコンサルティング技能検定試験に挑戦されている方へのエール等に少しでもつながればと考えています。

※エール等になるのかわかりませんが、実技論述での考え方のひとつとしてフィットする点があれば応用していただけたらと思います。

 

自分自身と異なる他者の感じ方や考え方、みるところ等、

他者のあり方を知ることで新たな視点等を得ることがありますよね。

 

改めてこうして書くことでもありませんが、

忙しくてわざわざ他者の考えに興味を持つ余裕すらないこともあるかもしれません。

 

一方、どんなに忙しくても、他者と自分の異なりに関心のフラグを抱きやすい、

そんな敏感な状態を維持できることは、

自分軸のしなやかさを磨くことにもつながっているといったお話しです。

 

一例ですが、

自分が好む考え方を持つ集団にいると、

そこで取り扱われる話題には類似性や偏りがあることも多い。

それがいつの間にかある一定の方向性への考え方へ強化されていく現象もあります。

集団の中で影響力のあるメンバーが「こう考えるべき」といった状態になっていると、

そこに集うメンバーも染まっていくことも。

そしてここで180度異なる意見を言ってみる…

なんてことは、なかなかできなくなることもあります。

 

自分が好きな世界とはまるで異なる他者の価値観やその背景にある他者の経験などに出会うことがとても大事なのかもしれません。

これまで当たり前だと思っていた自身の価値観が揺さぶられていき、

とらわれから解放されることがある。

自己の考え方や能力、自分らしさを大切にしていくための自己理解の重要性というものは、

異なる考えをもつ他者の存在が大事な存在、役割になるのだと理解できていることが大きな成長ポイントだということです。

 

凝り固まったような発想にハマっていて、

異なる考えに対して否定的になってしまう場合、

知らず知らずのうちに日頃からネガティブな思考や感情に包まれていることもあります。

 

多様な考え方に対し前向きで肯定的な見方ができていると、

ポジティブなことに多々触れやすくなる。

物事に対して取り組む姿勢も自然と前向きに拡がっていくのだといいます。

ポジティブシャワーを浴びていると、

何に対しても建設的な発想が豊かになることは想像に容易いです。

これはひとのレジリエンシーの高さにも影響してくるものだと思います。

 

指導レベルキャリアコンサルタントの役割を担うということは、

自身の思考や感情を前向きにコントロールできる術を知っておく必要がありますし、

また周囲に対してもそうした善き影響力を持つことが必要だと考えます。

資格試験にトライしている間にもそうした訓練はリアルにできると思います。

ご一緒に学びを重ねてまいりましょう。