本日は朝6時台の電車で大分に移動、
現在大分駅前にてデスクワーク中です^ ^
今回の大分駅構内では大分名物「かぼす」ちゃんたちが出迎えてくれました。
大分といえば温泉も豊かですから、お風呂桶に入った「かぼす」まで演出されています♪
ゆっくりと別府温泉などに行けるといいのですが…
今回の出張でもそうした時間はなかなかとれません。
本日は午後からスーツに着替えて大分の地元企業さんとのミーティング。
明日は朝から夕方まである行政機関さんで研修講師を務めます。
特に明日の内容は私の専門分野ではないこともあり、
いつも以上の緊張感を抱いています…汗
とはいえ、
根底には相談者への質の高い支援サービスを目指すことが共通認識としてありますので、
ひとへのキャリア形成支援の実践力向上を目指すものになるわけで。
畑違いの私に声をかけてくださったその意図もあるのだと思ってこの仕事をお受けしました。
この二日間、大分で元気に「かぼす」ちゃんに癒されながら仕事を楽しんでまいりたいと思っております。
さて、昨日オンライン講座に参加いただいた受講者の方にもメールを差し上げたばかりなのですが、
1級キャリアコンサルティング技能検定試験の論述問題に出題される「ネットワーク」について、
まだ考えに整理がつかない方も多い感じがしています。
ひとつの考え方として、事例の相談者が置かれている環境をみつめてみたとき、
キャリア形成支援者としてどんなかかわりや介入ができそうか、
またそのかかわりや介入を行うためには、キャリアコンサルタント自身がどのようなネットワークを持っていなければならないか、
そのように考えてみればシンプルなのではないかと思います。
ドラえもんじゃないですが、
相談者がひとつでも幸せになれるには、
「あんなこといいな、できたらいいな」
の発想で、何にもとらわれず、「あったらいいな」感覚で閃くことが大事なのだと思います。
事例指導者自身が下手に業界の事情などを詳しく知っているために、
現実的ではないというようなとらわれから、視野を狭めた考えしか浮かばないことはもったいないです。
ほんの一例ですが、
事例相談者自身が、たとえば相談者の環境に直接介入することを考えた場合、
「事例相談者が相談者の環境に何かを仕掛けなければならない」という発想にとらわれてしまうと視野が狭まる可能性があります。
事例相談者が相談者を支援する際、
相談者の周囲の環境やその関係者についてどのように認識するかという視点を変えるだけでも、
支援の問いかけや提案がより多様になることがあります。
つまり、
事例相談者自身が関連する機関や専門家からの助言を受けることで、視点や視野が広がり、
それが相談者に対してもプラスに働く可能性があるということです。
このようなアプローチもキャリア形成支援における効果的なネットワーキングの一形態と言えるのです。
よくありがちなのは、
「民間の需給調整機関だと〇〇」
「公的機関だと〇〇」
「企業領域なら〇〇」
というような発想が、
ひとの人生支援のあり方(相談時の態度)に影響することもあるので気をつけておきたいところです。
要するに、
相談者自身が1ミリでも幸せになれたり、
辛そうな表情が面談を通して真の笑顔になれるような、
そんな場と器の提供を事例相談者とともに考えていけるといいですよね。
ネットワークでも環境でもなんでも、
頭で複雑に考えようとせず、
先ず自分がどこに目を向けているのかということに気づけることがポイントになることもあるのかもしれません。