本日も横浜はよい天気です。
先週金曜日の朝から横浜へ出張で来ているのですが、
天候に恵まれ、関東で最後の熱い夏を感じることができています。
今日は平日ではございますが、6名の方と学びを重ねてまいります。
ご参加いただく皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
早いもので8月の講座プログラムは明日のオンラインで最終日となります。
今週土曜日には8月31日を迎え、いよいよ来週から9月がスタートしますね。
一日一日をより大切に過ごしていきたいと思います。
さて、1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を実施していると、
受講者様から
「昨年まで他の対策講座に通っていたのだけれど、ここでは全く違うんですよね」
といったことを言われることがあります。
とても興味深いお話しです。
言われていることはなんとなく想像がつくこともあるのですが、
決めつけるわけにもいきませんし、
他の講座等に興味深いわけではなく「違う」と感じているその方のことを知りたい。
その方が、何がどう違うと感じているのか、教えて頂こうと思ってお尋ねします。
「〇〇したほうがいい、〇〇しないとだめ、ここでは〇〇しなさい」等々
そんな風に学んできたので、ここに来るとあまりの違いに驚くのです…と言います。
どのような内容でも、その方がその内容自体を学びであると感じられるのであれば、
それは大事なことなのかもしれません。
重要なことは、それを私にここで伝えているということは、
その方の中で、何かが起こっているわけで、
その意味合いみたいなものをどのように考えていらっしゃるのかだと思うのです。
どんな素晴らしい学びであったとしても、
学んだ通りにやればいいわけではないということ。
特にキャリア形成支援者が集まる場面では、
様々な理論や実践を諸団体や専門家から学んでいる方が多いと思います。
学んだことを忠実にやろうとしていること自体、
相手をみていないことにもつながる恐れがあります。
場面によって、自分で感じられることや、
自分であれこれと考えを巡らせていくことがよほど大事であり、
その土台作りのほんのわずかな糧として、
ある特定の理論や一つの実践経験、それらの学びを重ねているに過ぎません。
「あの先生がこういってたから…」「あそこでこう教えてもらったから…」
というのは、真に相談をしている側からすれば、
理論等で強制されているようなものになることもあり得ます。
気をつけておきたいものです。