今夜、
1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座をオンラインにて開催いたします。
本日は30名の方に受講いただく予定です。
過去問事例を活用し多様な視点等を一緒に学べる場にしていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
なお、前回第13回の過去問事例を使いましたので、
今月は第12回の事例(4つの事例)の中から一つを選び、
最新の論述出題形式に沿って事例指導の実技のポイントを考えていきたいと思います。
オンラインを通して皆さまとお会いできることを心より楽しみにしています。
1級技能検定の実技試験を実践と照らし合わせながら考えていくとき、
事例指導者(受検者)自身が、
指導者としての自己の役割に意識が向いていることもあるかもしれません。
こうしたとき、学びにきている事例相談者のこころを大切にする姿勢、
その態度等が指導者側から薄れていることがあります。
事例相談者と事例指導者の関係は、
単に知識や判断、情報等の伝達以上のものになるはずです。
事例指導の場で、事例相談者が自らの可能性を引き出せるよう、
事例相談者のこころを大切にする姿勢と態度を維持していく意識が事例指導者の根底にあることは重要です。
例え論述試験でも、事例相談者の興味や関心に合ったアプローチを取ること、
それは事例相談者自身の有益な気づきを促すことにもつながります。
こうした視点を特に大切にし、学びを味わっていきたいと思っています。