本日は横浜にて1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を開催いたします。

ご予約いただいた方、横浜までお気をつけてお越しください。

 

今日から27日(月)までの3日間、横浜で対策講座を実施し、

その後福岡へ移動、28日(火)の夜にはオンラインで第13回論述過去問の後半(問4と問5)を使って、論述および面接対策基礎講座を開催します。

5月のプログラムは28日のオンライン講座で最終回となります。

 

日に日に月日が経っていくのが早く感じ、

次月の講座内容の見直しや予習、微調整等、

あっという間にそうした時期が追いかけてきます。

これもひとつの楽しみでもあるのですが…^^;

なんとなくバタバタしています。

 

受講者様も12月の試験受検に向けて、

少しずつ焦りが増長してきている方もいらっしゃるかな…と想像しています。

お互いに風邪などひかぬよう、

特に体調管理には気をつけてまいりましょう!

 

一日一日の学びの積み重ねが本当に大事なのだと考えます。

 

さて、今回の記事ですが、

如何に言語(言葉にすること)が大事であるかということを記事にいたします。

 

実際の面談を前提にして個人的に考えていることです。

先日もある場面において深く考えてみることがあったので、

重要なポイントだけが伝わるように文字化してみます。

 

例えば、面談でお会いした方に対して、

「こんにちは、仕事はどうですか?」

と声をかけたとしましょう。

 

読者の皆さまはどのように感じるのでしょうか?

 

ひとによっていろんな感じ方があり、

それはあまりにもたくさんあり過ぎて正解等はそのひとの中にあるのかもしれません。

 

「こんにちは、仕事はどうですか?」

と聞かれ、すんなりと言葉にされるひともいます。

 

「…」と一瞬の間を持ち戸惑うひともいます。

 

「どう…とは??」と聞き返してくれるひともいるのです。

 

相手がどんな反応をされたとしても、

その場でそれを味わうことも大切でしょう。

 

もし「こんにちは」と発した後、

間を少しあけ

「お仕事はどうですか?」

と問いかけると、その反応が異なることもあります。

もしかしたらその方は戸惑わないかもしれません。

 

「こんにちは」の後、

相手の反応(非言語)について

「なんだか辛そうな感じですね?」

と、うかがってみると、

こちらが言葉にしたからこその反応がまたあります。

 

こうしたやり取りみたいなものは無限にあり、

まだ出会って間も無くても、

そのときの2人の関係性のうえで繰り広げられる「言語」となるのです。

 

研究データによれば、

人と人との会話の多くは非言語が使われていることが明らかにされています。

確かにそれは実感できます。

 

そのうえで、さらに注目すべきは研究データに表れにくい言葉の影響です。

言語が非言語を生み出している側面に焦点を当てたいと思います。

 

例えば、

言語が持つパワーによって相手の表情や身振り手振りが大きく変わることがあります。

このように、非言語コミュニケーションは言葉に強く影響されています。

 

キャリアコンサルタントに必要なスキルは、

非言語が重要であることを理解するだけでなく、その背景にある言葉の力にも気づくことです。

言葉を使う仕事をしていることから、

言葉の影響を自覚し、ひとへの支援を考えられること、

それはキャリアコンサルタントのトレーニングに特に重要なのではないかと考えています。