昨日、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定試験の結果通知書が受検者様のお手元に届いているようです。

※一部の方にはまだ届いてないこともあるのかもしれません。


改めて、今回合格された方、

また一部合格(学科もしくは実技)された方、おめでとうございます。

 

合格された方は、これまでの色々なことを思い出しながら、

受検で努力してきたこと全てが、

一つひとつよき思い出となって変化しているのではないでしょうか。

1級合格という結果は、すべてが薔薇色と化すというか…

どこかそうしたパワーをもつ資格試験にも感じます。

 

逆に、思うような結果が得られない場合、

その心情、矛先をどこに向けていいのかわからなくなり、

全てが無駄であったかのように感じることもあるのかもしれません。

 

なるべく無理をせず、

でも、今のありのままの自分を受け止めていくこと、

これは大事なときにもなるのだと思います。

 

昨日、合格の報告をくださった方の中に、

10年間近く1級を諦めずに頑張ってきた方がいらっしゃいます。

※それに近い方も他にもいらっしゃいます。


まさに成功するまであきらめないという体験を自ら得られているのだと感じました。

キャリア形成支援をしていくうえでも、ある意味で必要な意志なのかもしれません。

 

私が子どもの頃から教えられてきたことに

「何事も『九転十起』の挑戦心を忘れないように」というものがあります。


よく七転び八起きとは言われますが、

「九転十起」という響きは聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。

 

なにはともあれ、

「何事もあきらめない精神と心をもって臨んでみよう」

「成功するまであきらめない」

といわれてきたことは、私自身、何かについてギブアップしたとき自己の心をざわつかせます。

 

内心(あきらめることは悪いことではない)と言い聞かせる自分。

もう一人の声は(言い訳しているのでは)と問いかけてくる自分。

 

あきらめる選択をしようとしているとき、

これまでの努力について自分の中で意味を感じられなくなったり、

思うように結果が得られないことに不貞腐れていたり、

やっていることが正しいことかどうかがわからなくなったり、

周囲からなにかしらネガティブな評価や影響を得たときだったり、

そんなときにあきらめモード突入という感じがします。

どれもこれも自分の軸が揺らいでいるときの状態です。

 

あきらめないことで、

自分なりに達成という結果を得られている通過点を振り返ると、

どこかで必ずできるという自分がいたり、

正しいことよりも努力していること、やり続けていること、

それ自体が好きでいられるかということ、

こうしたことが単純に信じられ、そんな自分が自己内に立っていることがわかります。

だからこそ他からの影響を受けづらく、

自身が信じていることを大切にして努力を重ねることができるのだと考えます。

 

前述した合格者の方のメッセージから、

その方はまさに「九転十起」の挑戦から自己を見つけた瞬間にもなるのではないかと感じました。

「これまで何度も何度もあきらめようと思ったけれど、

なんとか続けていくことができました。あきらめなくて本当によかったです!」

といった言葉が熱く熱く感じられ感動します。

 

改めて、CVCLABやJCCを通し、

1級キャリアコンサルティング技能検定試験に挑戦する方を応援し続けること、

そこへの決意をより固くしました。


目の前に1級合格を目指しているひとがいる限り、

絶対にあきらめない精神と覚悟で取り組み続けてまいります。

これからも1級キャリアコンサルティング技能士として活動していくと決めている方と、

共に頑張るのだと褌を締めてかかってまいります。

 

これからもご縁を続けていただける方、

そしてこれから出会える方、どうぞよろしくお願いいたします。

 

CVCLAB 小林幸彦