いよいよ3月がスタートいたしました。

新たな1級キャリアコンサルティング技能士が誕生する月です。


そして多くの地域で桜が開花する月でもあり、

華やかさを感じる季節。

 

本日3月1日は、

CVCLAB合同会社が生まれた日でもあり、

例年、この日が近づいてくるたびに

「事業の持続」「信念」「社会貢献」等について改めて考える機会となっています。

 

2019年3月1日が当社の法人設立日なのですが、

決算月も3月として登記しています。

 

会社の決算処理は最長で12ヶ月間と決まっていますので、

結果、最初の年度だけ、2019年3月1日から2020年2月29日までが第1期、

つまり2月末に最初の決算を迎えることとなりました。


私の中ではなんとなく中途半端な感じ。

 

特に2020年3月1日から2020年3月31日までのたった1ヶ月間(31日間)が第2期決算になるといった慌ただしさを経てきています。

 

実際には2年も経っていないのに、

上記の13ヶ月間で会社の2期分が終わってしまい…汗

会社設立に不慣れな私の忘れられないミスとなりました。

 

2020年4月1日からようやく第3期がまともに始まった感じなのですが、

この年度に入った途端、忘れもしない4月7日初の緊急事態宣言が発令されるという事態が起き、激震を体験しました。


この時期まだまだZoomなるものが浸透しておらず、

我が社の基幹事業である企業様向けの企業研修等は第3期の年度初めから一旦全て中止となり、

当社の従業員だけでなくパートナーシップをとっている人たちも大変でした。

数ヶ月間、会社の収益がゼロになるという事態は体験したことがありませんし、

当然経費は止まらず出ていく一方でした。

 

オンライントレーニングに全てを切り替えていくということが困難な状態。

こちらが準備を整えたところで、

会社組織側の様々な都合等もあり諸々大変な調整が必要です。

 

そしてその年度は週末に実施していた1級対策講座に関しても、

2020年4月から5月は実施することができず、とても寂しい思いをいたしました。


このようなときは会社の経営の云々よりも、

まず自分自身が元気であるか、

自己の体力を発揮できるかということが本当に大事だと実感したものです。

 

色々とどうしたらいいのだろうかと頭を悩ませたものですが、

救われたのは、コロナ禍でも1級対策講座を受講したいという方が何人もいて、

メッセージを送ってくれたことです。

改めて、あのときもお付き合いくださった受講者の方、心から感謝申し上げます。

 

ほとんどの方が世界中で同じように大変だっただろうし、

それ以上にあの時期に感染した方や医療関連で活動なさっている方々も本当に辛かったと思います。

 

様々なことを数年間で凝縮体験し、

本日現在、会社が設立して6年目を迎えることができています。


そして来月4月度からは7期目に突入するというところにきています。


CVCLABではボランティア活動にも可能な範囲で参加していて、

引き続き持続的な取り組みができればと考えています。

 

また、この6年目では私自身が今キャリア形成支援のあり方として疑問に感じていることをメインテーマにしながら、

大学での卒業研究に取り組むことが決まっています。

この業界・社会に対して有意義な問いを立てるために模索するものでもあります。

 

CVCLABという商号は、

「キャリア」「バリュー」「クリエイション」の頭文字をとり、

それらを複合的・実践的に研究していくという思いを込めたものです。

 

これまでの5年間、皆様との出会いを含め、

様々な学習体験をさせていただきました。

この6年目にひとつの節目としてCVCLABを総合的に実践していく年にしていきたいと考えています。

 

まだまだ未熟なところがありますが、

これからも学びや仕事に邁進しながら、

このブログの最大のテーマでもある1級キャリアコンサルティング技能士の育成等に努めてまいりたいと存じます。

 

ご一緒に学びを重ねていただける方、

これからもご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

CVCLAB合同会社 代表社員 小林幸彦