本日は大分市内でキャリアコンサルタント更新講習(技能講習)を開催します。
今年度のスケジュールにおいて最後の回。
講習を受講いただける方、そして関係者の方、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、いよいよ明日からの2日間、
東京で第13回1級キャリアコンサルティング技能検定の最後の実技面接試験が行われます。
遠方から受検される方は本日・明日のうちに試験会場近隣に前泊される場合もあると思います。
慣れないところで過ごすことは知らず知らずのうちにストレスを感じていることもあります。
例年より過ごしやすい気候になるかと思いますが、
肌が乾燥しやすいとのことですので、予め情報等を調べて対策をとってほしいと思います。
本日の天気予報によると、明日から2日間、東京は晴れマークが出ていました。
場所によっては早くも桜が咲いているところもあるとお聞きしています。
受検者様にとって素敵な一日になりますように!応援しています。
今回の記事ですが、
「できる」という信念について学んだことに触れてみたいと思います。
確かに筆者自身の経験上においても、
「できる」という信念をもって取り組んできたことは、
達成のための努力を重ねていきながら、自分が諦めていない限り、
最終的には確実に達成できていることばかりです。
逆に自分の中のどこかで「できない」というものが邪魔をしている場合には、
それは途中で投げ出しているのかもしれません。
困難な出来事に見舞われても、
挑戦したい気持ちや意欲を自らかきたて、可能な限り適切に振り返りを行います。
失敗したことについて自身の能力をその原因にせず、
達成するために努力を積み上げていこうとより意欲がわいてくる。
外的なものに原因を帰属させることなく、
自分なりの成長課題を設定しながら、これまでの努力を持続的に取り組もうとします。
つまり「できる」という信念は、必ず結果に結びつくものだと自分で信じているのです。
これは社会的学習理論を提唱したバンデューラ(Bandura,1977)の研究でも報告されています。
「セルフ・エフィカシー」self-efficacyで説明されていて、
改めて関連文献を読んでみると様々な発見があります。
日本語に訳していくと「自己効力感」となるようですが、
実際には、そのカクカクとした日本語ニュアンスが少し異なるようにも私は感じています。
1級キャリアコンサルティング技能検定試験について、
業界内では(難しい試験)であると先入観を与える場合があります。
そういう話題を自動的に仲間内でしていて先入観を強化している場合もあると聞きます。
そうしたことを強化するより「できる」という信念を自分の中で真に磨いた方が、
自己の高揚感にもつながり、結果として達成する確率が向上すると考えます。
明日、明後日に受検される方は、
自己の時間を大切にして、心身を整えてほしいと思います。
「できる」という信念をもちつづけて試験に臨んでください。