いよいよ明日から東京においても、
1級キャリアコンサルティング技能検定実技面接試験が始まります。
先週末からすでに大阪では2日間面接試験が実施されています。
無事受検された方は試験が少し前のことのようにも感じられるかもしれませんね。
これから受検される方にとっては「いよいよこれからだ!!」
といった緊張感と意気込みのようなものが増してきているのではないでしょうか。
明日から大阪、東京の両会場で4日間連日1級面接試験が実施されますので、
明日に受検される方は、本日のうちに試験会場近隣にご移動することもあるかと思います。
先ずは忘れ物のないよう、確認を何度かしてからお出掛けください。
予報によればこの4日間、
大阪でも東京でもお天気の崩れはなさそうですね。
朝晩はまだまだ冷え込むかと思いますので、この4日間で受検される方は、
なるべくあたたかい格好をしてご移動ください。
試験会場近隣で前泊される方は、慣れない環境で緊張感が高まっていくこともあります。
少しでもご自身の心身をリラックスさせて、
とにかく睡眠を十分にとれるように心がけてほしいと思います。
そして試験会場には荷物をできるだけ軽くして向かいたいものです。
試験当日はご自身をしっかり初期化し、
お相手となる事例相談者の方に集中していくことに尽きると思います。
これまで色々学んできたことは相応にご自身の中に吸収されていることでしょう。
試験会場の場でやれることは、一旦諸々リセットし、
目の前の一人の事例相談者に向き合い、
CC同士としてお相手に真の敬意を表すること。
事例相談者の考えや思いを尊重し、
だからこそ対話を深めていくことがとっても大切です。
結局のところ相互の関係性が大きな支えになります。
1級のロールプレイ(実際の事例指導でも)、
事例相談者との関係性がギクシャクしたままで質の高い事例指導の面接にはなりません。
無理に面接を展開しようとしたところで、
事例相談者に陰性感情が生まれていたり、沈んだ気持ちや退屈極まりない状態、
動機づけられていない状態にあれば、
事例相談者にとって事例指導者の言葉や態度が傲慢にしか感じられないこともあります。
展開しようとすること自体が本来の「展開」ではなくなってしまいます。
一貫して事例相談者を本当にわかろうとし続けていくことは、
事例相談者がわかろうとしてもらえている感覚を得られます。
ふたりが共同作業のステップにあることが大事にもなりますので、
何がなんでも目標設定みたいなことをしなければ…とか、
方策を企画して提案しなければ…
といったとらわれから解放された、
事例相談者にとっての自由でしなやかな面接を心がけてほしいと願っています。
そもそも事例指導はお互いの関係性のうえに事例が抱えられていくものです。
関係性の土台が崩れたままでは、事例指導者の言葉や態度が、
事例相談者にとって押し付けにもなり得ることを忘れないでください。
今夜、2023年度においてオンライン講座では最後となる
CVCLAB主催1級CC技能検定実技面接試験直前対策講座を開催いたします。
本日ご予約いただいた方の中には、明日受検される方も複数名いらっしゃいます。
1級受検に向けてご自身を整えていくことができる場にしていただけると幸いです。
皆さまとお会いできることを楽しみにしています。