本日平日ですが、

今年度、福岡会場では最終日となる1級直前対策講座を開催します。

今朝の福岡市内は雨模様です。

受講される方は会場までお気をつけてお越しください。

講座終了時間頃には雨が上がっている予報もございます。

 

1級キャリアコンサルティング技能検定の実技面接試験においても現場実践においても、

事例相談者との関係性によって事例指導の質が大きく影響されます。

 

(そんなことは当たり前)

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

意外とその根底がギクシャクしている場合もあるのではないかと想像します。

 

事例相談者が自分の事例を言葉にして説明することの意義は、

他者に話をしていくことで、本人の心情や意見を整理していく効果があることは勿論、

思考が解決したいことや改善行動に移りやすくなります。

当然にそれは人によって一回だけで変化したり、複数往復することによって、

事例指導者に理解されているという意識が生まれ、信頼関係がつくられていくこともあります。

 

信頼関係が弱ければ、事例指導の過程において影響が出て、

事例相談者と事例指導者の共同作業プロセスについてパフォーマンスが発揮されなくなることがわかっていることだと思います。

 

1級のロールプレイでうまくいかないポイントとして共通の認識に、

関係性が悪いということが挙げられるかもしれません。

仲良くなればいいということではなく、キャリア形成支援者としての事例相談者への敬意、

そして真の尊重の態度等を一貫しているかどうか、とても大切なことだと考えています。

これは試験に限らず、日々の諸活動においても同じことがいえるのかもしれません。

基本中の基本を大事にしたいところです。