本日は横浜で1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を開催します。

ご予約をいただいている方は会場までお気をつけてお越しください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、1級キャリアコンサルティング技能検定実技面接試験(大阪会場)の初日まで、

あと1週間と迫ってまいりました。

受検者様によって実技面接試験の日程が異なりますが、

一番遠い日程(東京会場)の方でもあと3週間ほどです。

 

今年度は2月前半に大阪会場の試験日が寄っていて、

東京会場では2月18日までの試験日程がわりと均等に設定されている感じがします。

 

受検日程が早いほうがいいとか、遅いほうがいいとか、

いろんなことをおっしゃる方がいますが、

設定された受検日はそれぞれが得た成長機会のポイントだと思います。

他者と比較した「早い・遅い」は気にせず、

ご自身の大切な記念日となるよう、しっかりと準備を重ねてまいりましょう。

 

さて、今回の記事タイトル「自己紹介」について書きます。

例年の試験実施概要には自己紹介について

「ご自身の専門領域や理論的な立場などについて1 分程度で説明」

と記されています。

 

この解釈や意味合いを拡大解釈している場合があると思います。

長いほうがいい、短いほうがいい、

あれこれ語るところを観察していると、

それこそご自身がその点を気にしているのかもしれないと感じられることも多いです。

 

1分程度と記されているのですから、その通りにすればいいだけだと思います。

 

さらに「専門領域や理論的な立場など」と記されている点に注目している場合がありますが、

そんなミラクルな自己紹介ができるわけでもなく、

準備を整えようとすればするほど、どこか誇張した姿になってしまうこともあるのです。

 

「笑顔になってもらえる面談」

「来談者中心の面談」

等々。

 

それはキャリアカウンセラー、コンサルタントであれば、

誰もが描く基本的な態度や姿勢ともいえるのではないでしょうか。

わざわざ言葉にしなくとも、

目の前で実践して示していけば通じることになるので、

そうしたことは言葉にするまでもないかもしれません。

 

「笑顔になってもらえる」

「相談者を中心に」

と自己紹介で言いながら、

実際の事例指導のロールプレイで30分間経ってみると

(自己紹介で言ってたことと全然違うじゃないか!)

ということにもなりかねません…

 

30分間の事例指導のロールプレイにおいて、

社交辞令みたいな自己紹介はしなくてもいいように思いますがいかがでしょうか。

 

仮に、事例相談者の方が、

「あなたのプロフィールと自己PRをぜひ聞かせてほしい!」

となっているのであれば話しは別かもしれませんが。。。

 

まずあり得ないと思います。

 

事例相談者の立場からすると、事例指導者の振る舞いや言葉、

特に自己紹介の時間が居心地悪いこと、

これは考えている以上にあるものです。

 

表層的な自己紹介はあまり意味がない、

というか関係性にあまりいい効果は生まれないことも多い。

それどころか事例指導者の態度等が誇張して感じられることもあります。

 

自分のことは言葉足らずくらいがちょうどいい。

そのくらいの感覚がベストではないかと思います。