本日から本年初の大阪へ出張です。
朝一番の新幹線で博多から新大阪に向かっています。
元々福岡空港から伊丹空港へ今年の初フライトの予定でしたが、
先日の羽田空港での事故の影響から本日も全便条件付運航となっていたため、
昨日のうちに飛行機をキャンセルして新幹線に変更しました。
朝8時台には大阪市内に入ることができる予定なので、
なんとかスケジュール通りに大阪での初仕事ができそうです。
明日は大阪、明後日が横浜で、
1級キャリアコンサルティング技能検定面接試験対策の一環として
「新春ロールプレイ大会」を企画しています。
節目となる2月の面接試験本番まで、
ひとつでも多く30分間での事例指導(事例指導者と事例相談者、観察者)を体験いただき、
毎回異なるお相手との関係性のあいだに起こるズレを味わってもらえたらと考えています。
事例相談者と事例指導者が話し合えば大なり小なりズレが生じます。
このズレがお互いに心地よいものになれば対話が深まるわけで、
事例相談者に対してよりよい事例指導の場を提供していることにもなるのでしょう。
ピッタリ一致するわけではないからこそ事例相談者にとって自己をより適切に振り返る機会にもなり、
そして事例指導者にとっても善き作用が働いて学びとつながるのだと実感いたします。
対話のズレを大事にできる実践家は、
それを事例相談者にとっての心地よいズレに発展させることができると思います。
こうしたことは様々な方からスーパービジョンを受けていくことで見つけられることもあります。
実はスーパーバイジー(学習者等)が、
スーパーバイザー(指導者等)との対話のズレを心地よいものに調整していくことで、
スーパーバイザー自身が指導しながらも何気に心地よさを感じているシーンを体験することがあります。
本来なら逆なのですが…苦笑
こういうとき、
スーパーバイザーはスーパーバイジーから学べていることを素直に言語化しフィードバックしてほしいものです。
※勿論、そこで何が起きているのかわからない場合、
気づきようがないのかもしれません。
このようなことはひとのセンスにもなるのだとある先生から教えられたこともあります。
なお、センスという言葉から諦めてしまうこともありそうですが、
それでは専門家として勿体無いことにもなり、
センスを磨くことは全てのひとがもつ大切な機会にもなるのだと考えます。
お話しは戻り、
ズレという言葉をネガティブな認識でみるだけではひとを理解していこうとするプロセスがひろがりません。
ズレとはよい意味でアソビがあるようなもの。
これは双方のほどよいあいだを保つことにもつながるのだと実感します。
こうしたことは1級ロールプレイでも必要なことであり、
この記事にフィットするところがございましたら、
明日の大阪、明後日の横浜での新春ロールプレイ大会でぜひ試してみてください。
この記事の最後に一言…
7割ほどの力で臨むことがお相手にとって心地よいこともあります。