昨日から広島です。
広島といえば私の中ではお好み焼きが浮かびます。
大阪のお好み焼きとは異なるのですが広島も大好きです。
地元が広島の仕事仲間から教えていただいたお店『胡桃屋』さんにいき、
肉玉お好み焼き(そば)を食べました。
とっても美味しかったです。ご馳走様でした。
さて、今回の記事ですが、
事例指導の面接において事例指導者が事例相談者に対し
(もし〇〇していたらどうなっていたと思われますか?)
(そこで〇〇を行ったとすればどんな変化が起きていたと考えられますか?)
といった問いかけのシーンを観察します。
1級キャリアコンサルティング技能検定面接試験のロールプレイ等の練習でも見かけることがありますので、
先日の講座でも少し話題にしています。
これが事例相談者にとってリフレーミング効果等があり発想の転換や見方が豊かに拡がる場合にはよいと思います。
一方、事例相談者の内省が深まっていない場面でそうしたことをすると、
事実と異なる仮定の話に切り替えられてしまうことでスッと思考がフリーズするというか、
考えを断ち切られてしまうようなことにもなり、
事例相談者が困惑することがあります。
特に事例相談者と事例指導者(受検者)との関係性が弱いときや、
事例指導者側が自分の意図するところへ事例相談者の思考を誘導したいときなどに起こりやすいように思います。
事例相談者が
『相談者に対して〇〇してみることの意味』
『そこで相談者に〇〇を行うこと』
を自己の中で今この事例指導の場においてどのように考えるのかが大事であり、
事例相談者に(そうなるであろう)というところに持っていこうとすることは、
事例指導の質が低下するケースがあると考えます。
事例指導者が自分の思う方に導くための手段にしていることもありますので気をつけておきたいところかもしれません。