本日はキャリアコンサルティング技能検定試験の受検票が発送される日ですね。
受検者の方の手元に届くのは22日頃、もしくは祝日を超えて24日となるかもしれません。
もしかすると遅い場合、27日(月)に到着することもあるかも…苦笑
受検票再発行の受付が11月30日からなので、
流石に27日到着というのはないかな…とも思いたいところですが。。。
受検票が届いたら、
まず、面接試験日はもちろん、
改めて各試験(学科と論述、面接)の試験会場や詳細内容等をしっかりと確認しておきましょう。
お話しは変わり、
昨日まで大阪で1級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を実施いたしました。
土日で講座へご参加いただきました方、どうもありがとうございました。
この2日間、受講者様のおかげで、
とても充実した学習時間を創造することができたと感じています。
私の方は昨夜のうちに大阪から福岡に戻り、
そして今朝一番の特急電車で大分へ向かいました。
朝7時前の車窓から、折尾駅手前の風景。
おりお「折尾」駅は、
かしわ飯のお弁当で全国的に有名な駅なのです。
今でも駅のホームでかしわ飯弁当を売り歩くベテラン販売員さんがいるとか?
お腹が空いていたのでお弁当を買いたかったのですが、
折尾駅に着いて電車のドアからホームを覗き見ましたが売っている気配がない…
折尾駅に着いたのが朝7時頃だったからなのか、
もしくは販売しているホームが異なるのか、
まぁ、電車の停車時間も1分程しかなかったのでなかなか難しいですね。
コンビニで何か買っておけばよかったとちょっぴり後悔しておりました。
本日はこれから大分で仕事の打ち合わせ。
さらに明日は朝から夕方までの間、
某公的機関の職員の方々を対象に組織の活性化につながる基礎研修を実施してきます。
こちらではお初のお仕事となるので、より緊張が高まっているところです。
明日の研修のお仕事が終わったら別府温泉あたりでゆったりとしたい気持ちですが…
実は明後日は大阪で仕事があり、
その翌日、23日は1級論述対策講座が大阪会場で控えています。
さらにその翌日24日から来週月曜日までは東京と横浜…汗
立て続けの移動とお仕事で日記に書いているだけでもお腹いっぱいになってきました…苦笑
しかし、
1級を受検される方にとって一番の追い込み時ですので、
私ものんびりとしてるわけにはいきません。
ここは踏ん張りどころですね!
さて、今回の記事では、
1級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験で出題されてきているコーディネートについて引き続き記事にしてみたいと思います。
前回はネットワークについてひとつの考えを記していますので、
今回は環境について考えてみます。
ネットワーク、環境は連動性があっても異なる意味合いもありますので、
ごっちゃにしないように整理したいところです。
環境を考えるときに誰を基準にして考えるのか…
というところで迷う方もいらっしゃると思います。
そんなときは(そもそもこの場の目的はなんだったか)
と実技として考えてみるといいと思うのです。
事例相談者が事例指導を受けるため(事例相談者の成長を目的としたかかわり)の場です。
さらには目の前の学習者(事例相談者)の相談者支援力をより向上させていくこと、
これによって多くの相談者へのよりよい支援につながることを目指すものです。
事例指導者が(私はこうできるぞ!)と誇張するような場ではありません。
ですから、環境を考えるときも、
『この相談者を取り巻く環境の問題等について、この事例相談者はどのようにみているか、捉えているか、という観点から、どのような働きかけが考えられるか』
と考えていくことが、事例相談者の成長に効果的だと思います。
事例相談者が事例記録に記述できるということは、
その事柄や現象等を記憶に残しているということになり、
そこまで認知できているのであれば、
例えば、それを環境的な問題として考えてみることができれば、
必要な環境への介入を考えていく視点が増えると思います。
これはキャリアコンサルタントとして必要な能力にもなり、
事例相談者の成長支援にもつながるでしょう。
事例相談者の能力水準や資源等を踏まえ、相談者の幸せにつながる手が届きそうな方策、
これを優先順位をつけて一つ、多くても二つ程度挙げていくことが大事だと思います。
このように考えてみると、
事例相談者に頼れるネットワークがなければ、
相談者に対して効果的な介入もできないことにつながりそうですね。
そんな視点でも考えを整理してみてもいいと思います。
※勿論、無理にネットワークと環境を連動させて考えなくてもいいです。
とにかく、どんな問いに関しても、
目の前に事例相談者がいることを頭に入れて、
その人のキャリア形成支援者としての成長支援をプランしてみるのだ…
ということを忘れないように論述を取り組んでみるといいと思います。