明日から大阪で1級キャリアコンサルティング技能検定試験の対策講座を開催いたします。
明日は少し大きな会場なので10名様、
明後日は小ぶりの会場なので4名様、
2日間で14名の1級受検予定者様と一緒に学習をいたします。
ご予約いただきました方、
明日・明後日、何卒よろしくお願いいたします。
今朝、伊丹空港に入り到着した時間帯は空港が冷たい雨模様でした。
その時の空港周辺の気温はなんと12℃との機内アナウンス。
そして現在の大阪市内はすっかり雨が止み、
時折太陽が雲の切れ間に顔を覗かせています。
代謝がよいのか、
私は上着要らずで大阪の街を歩いてますが若干の汗をかいております(笑)
いつも通りランチはこれ。
インディアンカレー。
九州では食べられないので、
大阪に来た初日だけは毎回ランチでいただいております。
ほんと…美味しい。ご馳走様でした。
さて本題です。
1級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験問題では、
事例相談者の問題や課題を考えていく設問があると思います。
これは事例指導の面接において事例指導者に必要な能力となるでしょう。
とはいえ…
ここで問題となる現象結果を単に羅列するのでは、
事例指導者としての問題把握スキルが弱い感じもします。
そもそも事例指導においてその視点は然程役に立たないかもしれません。
仮に限られた時間の中で問題となる現象だけしか捉えられなかったとします。
それでも大事なところは、
事例相談者がこの事例を選び、
事例指導を受けようとした経緯があるということです。
事例相談者が事例をまとめているとき、
キャリアコンサルタントとして気にしているところが表現や言葉を変えながらいくつも記されていることもあります。
もしくは、どことなくインパクトのある表現がなされていることもあります。
事例相談者としてそこはこだわりがあるところ、
意味のあるところ、
といったように…
事例相談者なりの意図があり記録に残していることも多いものです。
事例相談者がせっかく気になって書いている事例記録に対して、
事例指導者が読んだだけでダメ出ししてしまうようでは、
随分とそんざいな物言いになりそうです。
事例指導者と事例相談者との関係性のうえで事例が抱えられていくということを忘れずにありたいものです。
論述であっても、
事例指導者側の思考特性によって、
事例相談者がその影響を受けることを想像できれば、
相互作用を踏まえて事例相談者の動機を擽るようなかかわりを目指した方が実践的です。
そこにフォーカスした指導計画の設計をしていきたいですね。
論述を考えるときも、そうした揺るがない指導者の土台があってもいいと考えます。
次回はネットワークと環境について改めて記事にいたします。